No.64(10月30日)


公元2000(00年香港)

監:ゴードン・チャン
出:アーロン・コック/ダニエル・ウー/フィリス・コック

東京渋谷でやっている香港映画祭にて観賞。

兄を目の前で殺されたアーロン。可愛い恋人と親友のダニエルと一緒に真相を追っていくうちに命を狙われる羽目になってしまう。怪しげ、でも超美人の兄の恋人、うさんくさいシンガポールの刑事、強引な香港の刑事、謎のスナイパー、等々一体誰を信用したらいいのよ〜って感じ。

アクションのテンポ、撮り方が面白く、それにちょっとしたユーモアが利いていて一瞬たりとも目が放せない。

アーロン・コック目当ての女性が多かったのにはびっくりしたけど、それも納得の可愛さひょうきんさ。アクションもできるしね。

おそらく、近々ちゃんとロードショー公開されるのではないかしら。




ホークB計画(98年香港・日本)

監:ブルース・ロウ
脚:リビュー・リー
出:澤田謙也/チャン・チーラム/スー・チー

アクション映画、なんだけど現実感タップリで恐ろしくなってきてしまう。日本の武装カルト教団の教祖が香港で逮捕、拘留されている。ってその姿はなんと麻原そのものなの。その教祖を救うためにTV局を占拠して、香港中に毒ガスをまいてしまおうっていうんだからたまったものではない。このテロリストと化した集団の情け容赦のないことといったら言語道断、横断歩道。子供だって射殺してしまうの。怒りに震えてしまう。

それを阻止しようと日本と香港のはみ出し刑事が悪戦苦闘。壮絶なバトルが展開される。一体何人死んだのであろうか。冒頭のトラックの大爆発なんて凄すぎてひょえ〜って感じ。

日本語、英語、広東語がいりみだれているんだけれども、あれっ?、いつの間にかみんな同じ言語を使っている、という不自然さがないのもよかった。

テロリスト集団はもちろん日本人役者が演じているけど、その迫力、不気味さはハリウッドに引けを取らない。「ホワイト・アウト」ではテロリストが情けないのは日本人役者だからかと思ったけど、やはり演出次第ということなんですね。




クリミナル・ラヴァーズ(99年仏・日)

監・脚:フランソワ・オゾン
出:ナターシャ・レニエ/ジェレミー・レニエ/ミキ・マノイロヴィッチ

暗くておぞましいヘンゼルとグレーテルのようなフェアリーテイル。

リュックはアリスに「私を愛しているなら」と頼まれ同級生を殺してしまう。けどそれほど彼女のことを愛しているようには思えないし、彼女の殺人の動機もあやふや。ゲーム感覚での恋愛と殺人ってやつですかね。まあ、しかしやっぱり人を殺しちゃ、まずいわけで森の中へ捨てに行くんですな。

そして埋めている現場を見られてしまい、やばい状況が二人を襲うのであった。このリュックってやつが17才のくせしてなかなかに情けないやつで、男なら戦わんかい〜と画面に向って叫びたくなるほど。数日の間にいろいろな「愛の奴隷」となるんだけど、説得力不足でラストの叫びが唐突に感じられてしまう。

と、色々理由をつけたけど、結局わたしゃあ、男同士のSEX場面は苦手なのよ。




インビジブル(00年米)

監:ポール・ヴァーホーベン
脚:ゲイリー・スコット・トンプソン
出:ケヴィン・ベーコン/エリザベス・シュー

自分が透明人間になったらまず第一に何をするか、というとそりゃあやっぱり、のぞきでしょう。裸でいることだしね。という全男性の望み通りにセバスチャン博士はやりたい放題、し放題。さすがバーホーベン監督、エロとバイオレンスがてんこ盛りのあぶないSFとなり拍手喝采。

まずびっくりするのが冒頭で透明ゴリラを復元するシーン。こいつはすごい!!注射された血清が血管を伝わり、骨格、筋肉、皮膚と段々現れてくるのよ。もうゲロゲロの解剖学真っ青の物体が超リアルに動いて咆哮している、という凄すぎて何回も見たいぞ、ってな感じ。

その他にも今までの包帯ぐるぐるの透明人間とは一味違う。ラテックスゴムをかぶった顔は不気味だし、水の中にも入っちゃうし、人は殺しまくるわで凶悪なエイリアンさながら。

ラストの大爆発シーンも迫力満点で息もつけない面白さ。




デトロイト・ロック・シティー(99年米)

監:アダム・リフキン
脚:カール・V・デュプレ
出:エドワード・ファーロング/ジョゼッペ・アンドリュース

生まれて始めて「外タレ」のコンサートに行ったのはKISS。その当時はRAINBOWの観客圧死事件があって、ちょっとでも立ち上がるとすぐに警備員がすっ飛んできて座らせられるという異様に厳しい状況であった。そんな中で一番警備員のお世話になったのがわたしなのである。だってあんなにノリノリのライブをおとなしく座って見ていられるはずないじゃん。

ということで待ちに待った「デトロイト・ロック・シティー」の公開だぁ〜。これは1978年KISSのデトロイトの公演を見に行く高校生4人組のお話。とは言ってもすんなり見に行っただけじゃ映画は盛り上がらない。公演当日、KISSを悪魔の使者だと信じて疑わない母親の逆鱗にふれ、チケットを燃やされてしまったからさあ、大変。しかし、奇跡的に最前列のチケットが手に入ることになり、デトロイトへ向うことになる。のだが...。

懐かしい〜。その当時のロックのヒット曲がガンガン。CHEAP TRICK、AC/DC、VAN HALEN、もちろんKISSの曲もいっぱい。一緒に歌いたい気分を抑えるのに苦労してしまった。

もちろん懐かしさだけでは映画は成り立たないわけで、エドワード・ファーロングを始め、4人組のオバカさ、次々と降りかかる災難は最高に笑える。誰でもこんな経験の一つや二つはあるのではないかしら。って男性ストリップを経験した人は少ないと思うけど。

KISSを知らなくても若者の一途な姿に感動すること確実。当時のファッションも見どころのひとつ。もちろんファンならば10倍楽しめるけどね。ということでわたし、多分もう一回観に行くのだ。

でも、でも〜、お願い、解散する前に日本公演をやってくれなきゃ。もう一回あの雄姿を生で見たいのよ〜。




=僕のお気に入りの映画(^0^)
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