No.72(4月23日)


あの頃ペニーレインと(00年アメリカ)

監・脚:キャメロン・クロウ
出:ビリー・クラダップ/フランシス・マクドーマンド/ケイト・ハドソン/パトリック・フュジット

もう、すっごくいいのよ〜。ストーリー、役者達、音楽、全てにジ〜ンときてしまったわ〜。とまだ興奮が冷めてないので支離滅裂になるかも。

73年が舞台。15才で普通の生活からロックジャーナリストの世界に入っていく少年の話で、ブレイク寸前のバンドとそのグルーピー達との交流が楽しく、ほろ苦く描かれているのね。(なんとこれは監督自身の体験談なんですって。びっくり)とは言っても爆笑シーンが目一杯で大甘の単なるノスタルジー物になってないから好き。人間パニックになったときほど傍から見るとおかしいもので墜落寸前の飛行機の中は涙が出るほどの大笑い。

この少年は母親があまりに厳格なために、ホンットにうぶなのよ。最初は可愛い顔しているけど、いろんな経験をしていくうちに段々大人の顔になっていくの。パトリック・フェジット君これからいろんな映画に出てきそう。もちろん母親役のマクドーマンドもうまいわ〜。

でも何と言ってもグルーピーのボス的存在のペニー・レイン役のケイト・ハドソンが最高にいいのよ〜。ほんとに輝いてるのよ。純粋でいながら妖艶、無邪気かと思えばしたたかな面にドキッとさせられたり。なんとわたしの好きなゴールディー・ホーンの娘なんですって。

バンドのメンバー、フィリップ・シーモア・ホフマンもいい味出してるし、もちろんハードロックがいっぱいなのもうれしい!



ドッグ・ショウ!(00年アメリカ)

監・脚・出:クリストファー・ゲスト
脚・出:ユージン・レヴィー
出:パーカー・ポージー/マイケル・ヒッチコック

「ドッグ・ショウ」での優勝を目指す愛犬家達とその犬達をめぐる抱腹絶倒の疑似ドキュメンタリー。何組かのカップルを取材するという形で、みんな一見フツー、でもホントはかなり変。その外し方が絶妙でこんなやついるかも、って思えてくるからおかしさ倍増。

おしゃれなゲイカップル、異常な上昇志向で神経症的な弁護士カップル、愛犬の言葉を解する隠し芸に腹話術をあやつる変なオヤジ、等々。中でも主役級のフレック夫妻が傑作なのよ。すっごく仲が良いのだけれど、行く先々で昔の恋人に逢ってしまう恋の遍歴超多数の夫人、左足が2本ある我慢強い夫。正に理想的な結婚生活かも。

ハイライトのドッグ・ショウはあまり日本ではなじみがないけど、華麗、だけれども門外漢から見ると奇妙きてれつ。飼い主達の溺愛、うぬぼれ、勘違い、パニックで大爆笑。

でも全日本フェレットコンテストがあったらわたしも出場してしまうかも。



ミート・ザ・ペアレンツ(00年アメリカ)

監:ジェイ・ローチ
脚:ジム・ハーツフェルド/ジョン・ハンブルグ
出:ロバート・デ・ニーロ/ベン・スティーラー/テリー・ポロ

結婚の了解をとるために彼女の両親に逢いに行く。だけでも大変なのに父親(デ・ニーロ)は娘を溺愛、だけならまだ許せる。なんと彼は元CIAで花婿候補(スティーラー)はうそ発見器にまでかけられてしまうのよ。そんなこんなで緊張しっぱなしの彼はいいところを見せようと思えば思うほど、全てウラメ、ドツボにはまっていってしまうの。それが半端じゃなくて、もしわたしだったら、すぐに一目散に逃げ出して、その足で崖から飛び降りてしまうことであろうというほど。家まで燃やしちゃあねぇ。

中途半端なギャグじゃなくて過激で徹底的なスラップスティックコメディー。デ・ニーロのセルフパロディ、宇宙一運の悪い男スティーラーのドジぶり、全てがおかしい。



ア・ハード・デイズ・ナイト(64年イギリス)
監:リチャード・レスター
脚:アラン・オーウェン
出:ジョン・レノン/ポール・マッカートニー/ジョージ・ハリスン/リンゴ・スター

この映画「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」を観たのは大昔。とは言っても68年当時ではなく、かなり後になって名画座で鑑賞だけどね。

で、超久しぶりに観て映画として全然古くさくなってないのにびっくり。細かいカット割とスピーディーな展開、ギャグも満載でとっても楽しいの。もちろんビートルズ4人のエネルギッシュな演奏と演技も最高。4人のキャラが立っているだけでなく、ポールのおじいちゃん、マネージャーの凸凹コンビ、TVディレクター等、みんなおかしくて笑える。

リンゴが川べりでセルフポートレイトを撮るシーン、広場でふざける彼らをヘリコプターから俯瞰するシーン、4人がジャンプするシーン、等々大好きなとこがいっぱい。あと、お気に入りは彼らを追いかけるファンの中の一人が思いっきり顔面から転ぶところ。あれは痛いよ。絶対に顔面崩壊しているに違いない。そしてもちろんラストの演奏シーンは大感激。劇中のファンと一緒になって興奮&うれし涙を流すわたしであった。

あの頃少年少女だった人はもちろん、音楽の教科書の中でしか彼らを知らない人にもぜひ観て欲しいな〜。ロックの楽しさ、バンドへの憧れ、今でも画期的な映像の数々に酔いしれること間違いなし。




=僕のお気に入りの映画(^0^)
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