No.85(1月28日)


ハートブレイカー(01年アメリカ)

監:デイヴィット・マーキン
脚:ポール・ガイ/スティーブン・マザール
出:シガニー・ウィーバー/ジェニファー・ラブ・ヒューイット/ジーン・ハックマン/レイ・リオッタ

やっぱり男ってスケベ。
レイ・リオッタ、ジーン・ハックマン、そしてわたしもみんな見るところはひとつ。それはジェニファーの胸の谷間。他になにが映っていたか忘れるほどのド迫力。それを惜しげもなく披露してくれるから、それだけで入場料の元は取れたという感じ。シガニー・ウィーバーも見事なボディーであんたホントに50代?二人の肌の露出度対決は一見の価値あり。

母マックスと娘ペイジは結婚詐欺の最強コンビで、盗難車の解体屋の社長から見事に大金をせしめて大満足。次に狙うは今にも死にそうな大金持ちのおじいちゃん。ところがペイジはある男に恋をして、コンビ最大の危機。果たしてこの仕事はうまくいくのか!?

二人の手口を色々見せてくれて楽しい。結婚詐欺はもちろん、ガソリンをただで入れる方法、高級ホテルにただで泊まる方法、そしてフランス料理まで。誰がやってもうまくいくわけではなく二人の美貌が最大の武器なのだけどね。それに絶妙なコンビネーションが加われば怖いもの無し。

タンがからみまくっている汚いジジイのジーン・ハックマン他、コメディーのツボを知っている役者と監督が作ると、ホントに楽しくなるんだね。




耳に残るは君の歌声(00年イギリス・フランス)

監・脚:サリー・ポッター
出:クリスティーナ・リッチ/ジョニー・デップ/ケイト・ブランシェット

仲の良さそうな可愛い女の子と父親が戯れ、その後一転して悲しい別れになる出だしは素晴らしいし、その女の子がイギリスで養女となり周囲に溶け込めない描写には胸を打たれる。この子がクリスチーナ・リッチにそっくりでびっくり。何気ないしぐさが似ているし、つぶらな瞳が素敵なの。

のだけれども核となるその10年後のお話がどうにもおもしろくないのよね。成長したスージーが第二次世界大戦の暗い影が迫る中、海を渡り父親を探す苦難の物語。とは言えスージーが自分から運命を切り開いて行くのではなく、なんとなく流されていくだけなの。どうしても父親に逢いたい!って気持ちも感じられないのでラストに感動できないのよね〜。でもすすり泣いている人がいた、というのは事実。

クリスチーナはバッファロー66やペッカーのムチムチのイメージがあったのに、すごくすっきりしていた。特に顔がシャープになっていてこんなに美人だったのねって感じ。彼女が出会うジプシーにジョニー・デップ、友人にケイト・ブランシェット、ジョン・タトゥーロといった有名どころが出ているのに、なんかもったいないな〜。いろんなエピソードの詰め込みすぎで消化不良を起こしてしまった感じ。




おいしい生活(00年アメリカ)

監・脚・出:ウディ・アレン
出:トレーシー・ウルマン/ヒュー・グラント/エレイン・メイ

楽しい、楽しい、とっても楽しいウディ・アレンのライトコメディー。そして驚くのはスピルバーグのドリーム・ワークス配給ということ。それでお金がもらえたからか水道管が破裂してパニック映画さながらに大騒動となるのがおかしい。

結婚して25年のレイとフレンチー。ここでやらなきゃ後が無い、ってことで銀行強盗を企てる。のだけれども冴えない犯罪者のレイはやっぱり失敗続き。その銀行強盗のカムフラージュのために妻フレンチーが開いたクッキー屋が行列が出来るほどの大評判となり、あっという間に二人は憧れの超大金持ちに。でもそうなったからって幸せになるとは限らないのよね。波乱万丈の人生ってヤツよ。

この二人のボケとツッコミは夫婦漫才真っ青のおもしろさ。強盗の仲間達もユニークなキャラだしドタバタギャグと愉快な毒舌も満載で絶好調。ウディの年っていくつやねん、って感じ。それに31作目だって。おじいちゃん頑張る!

いつも「気弱なお人好し」キャラのヒュー・グラントが全く反対の役柄で大熱演なのも見物。気持ち良く笑えてハッピーになれるってことで大ロングランも納得。この映画を観た後はクッキーを食べたくなってしまう。と思ったらロビーでちゃんと売っていた。




O(オー)(01年アメリカ)

監:ティム・ブレイク・ネルソン
脚:ブラッド・カーヤ
出:ジョシュ・ハートネット/マカーイ・ファイファー/ジュリア・スタイルズ

「オセロー」を現代の高校に置き換えた青春映画で、もちろんシェイクスピアなんて読んだことない(って威張って宣言することではないけど)。なので、ストーリーなんて知らないし、結末もどうなるかドキドキだったので面白さが倍に感じられたということがあるかも。これだけ自然に現代に置き換えるには脚本には二転三転、四苦八苦、七転八倒したに違いない。

エリート高のバスケットボール部を舞台にヒーローのオーディーンを嫉んだチームメイトが仕掛ける邪悪なワナ。とは言っても自分では完ぺきな犯罪計画のつもりでも穴だらけなのがなんか切ないわ。この周囲の人々を陥れていくヒューゴにジョシュ。いつも困ったような顔をしている彼にぴったり。親子の断絶などからだんだん心がゆがんでしまうのね。鷹になって親からそして皆から注目されたいって願望にがんじがらめになってもがいている様は痛々しい。

ジョシュも熱演しているけれどオーディーン役のマカーイ・ファイファーとその恋人役のジュリア・スタイルズも負けてません。特に二人の大胆なラブシーン。大事な部分はもちろん、胸さえも映していないのにそのエロティックなこと。おじさんは感激してしまったよ。




アメリ(01年フランス)

監・脚:ジャン=ピエール・ジュネ
脚:ギョーム・ローラン
出:オドレイ・トトゥ/マチュー・カソヴィッツ/ヨランド・モロー

やっぱりわたしってフランス映画ってダメかも。予告編で勝手にイメージを膨らませてしまい、みごとに違ったっていうのもあるんだけどね。もっとファンタジーっぽくて不思議な出来事が起こって楽しい映画かと勘違いしていたよ。結局は自己中心的でかなり変な性格のアメリの恋の物語であった。

周囲にこっそりおせっかいを焼き、自己満足に浸っている風変わりな少女アメリが恋したのは他人の3分間写真を拾い集めているこれまた奇妙な青年。この設定に素直に入れればななかなに楽しいのだろうけど、頭でコネクリ回した感じがして、私の胸には響いて来ないのよね〜。




=僕のお気に入りの映画(^0^)
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