No.97(10月15日)


バイオハザード(02年アメリカ・ドイツ・イギリス)

監・脚:ポール・アンダーソン
出:ミラ・ジョボビッチ/ミシェル・ロドリゲスエリック・メビウス

何が何だか分からないままに恐ろしい出来事の真っ只中に放り込まれて、右往左往しているのは登場人物だけでなく観客も同じ。次から次へと襲いかかる困難。ゲロゲロで信じられない出来事。緊張感の連続。いや〜、ホントに映画で良かった〜。現実でこんなことがあったらゾンビに一番最初に食われるのはわたしかも。

それにしてもミラちゃんが超可愛いのよね。アクションはもちろん、サービスショットもあったりして大満足なのであった。彼女と好対照なのがあくまでもハードな感じのミシェル。彼女の鋭い眼差しが印象的。

ムチャクチャ過酷な状況の中果たして生き残るのは誰だ!続編もできるそうだけどミラちゃんは出るのかな〜。




ジャスティス(01年アメリカ)

監:グレゴリー・ホブレット
出:ブルース・ウィリス/コリン・ファレル

ブルース・ウィリス主演というよりコリン・ファレル演じるハート中尉の困難な状況の中での正義と真実を求める姿を描いた骨太な物語だったのね。冒頭のハート中尉が拷問されるシーンは怖すぎ。

ハートが連れてこられた厳冬のドイツ軍捕虜収容所で起きた殺人事件で逮捕されたのは黒人将校。露骨な人種差別の中で裁判が開かれることになり、ハートが弁護人になる。裁判といっても収容所内、陪審員がナチスというほとんど冗談のような世界。しかし大佐にたて突いてでも真実を探ろうとするのであった。それは自分の弱さ、ずるさを嫌というほど知ってしまった自分への挑戦なのか。

捕虜の移送シーンの残酷さ、空襲シーンの恐ろしさ、収容所内でのつらい生活などがリアリティーを持って迫ってくる。妙に物分かりのよいナチス将校も不気味。派手な戦闘シーンが満載の空虚な戦争映画よりも心に残るものがいっぱい。

太いまゆ毛が印象的なコリン・ファレルって男くさくてかっこよいね。




スターウォーズ エピソード2 クローンの逆襲(02年アメリカ)

監・脚:ジョージ・ルーカス
出:ナタリー・ポートマン/ヘイデン・クリステンセン/ユアン・マクレガー

お金さえあればCGでなんでもやりますよ、というルーカスフィルムの映像関係者に対する見本のような映画。全シーンでのCGの膨大さ、緻密さは驚嘆もの。全てそうなので感嘆を通り越して「あ〜、きれいに描いているな〜」「あんなところまでCGだよ」って全然ストーリーに入り込めなかった。って言うより、そもそもお話がつまんないんだけどね。いったい誰と誰がどんな利害関係で戦っているのかよく分からないのは単にわたしがバカだからかしら?それになんで暗殺者はアミダラ姫だけを執拗に狙うの?誰か教えて。

デジタル・ヨーダの怒った顔って素敵。でもあんなにポンポン飛び跳ねるとは...。ギャグですか?

役者って大変なのね。だって、なんにもない空間で仮想の相手に向かって演技しなくちゃならないんだもの。それにやけに長いのね。と思ったら2時間半か。3時間以上に感じた。テレビ放映の時は余計な部分は全て省いて1時間半ぐらいにしてくれたらうれしいかも。

と文句ばっかりだけど、もちろんエピソード3は観に行くのである。




サイン(02年アメリカ)

監・脚:マイケル・ナイト・シャラマン
出:メル・ギブソン/ホアキン・フェニックス/ローリー・カルキン

劇場での予告編は感動的なまでにすっごく良かった。ドキドキ感と本編への期待で胸が張り裂けんばかり。で、本編はどうかというと、予告で思っていた内容とはかなり違ったけど面白かった。すっごい超大作かと思わせておいて完全なB級映画ってところが素晴らしい。この監督とメルじゃなかったら即、東京12チャンネルのお昼の映画に直行だね。

「アンブレイカブル」も同じだけど悲壮感たっぷりで思わせぶりに引っ張る引っ張る。そんでラストは「これでっか?」ってかなりの脱力。ミステリーサークルの謎解きも単純だし、元野球選手の部屋にあるバットにまでそんなに意味付けするなよ、なんて怒ってしまった。

信仰心を捨てた元牧師が作るトウモロコシ畑にミステリーサークルが出現するところからお話は始まって、得体の知れない恐怖で目はくぎ付け。中盤までの謎が謎を呼ぶ展開はさすがにうまくて、普通のサスペンス映画を撮った方が素敵なものが出来そう。なんて余計なお世話だね。

外でどんなに物凄いことが起こっていようと結局は個人の自分探しの物語なのであった。ってところで落ち着くのであった。




インソムニア(02年アメリカ)

監:クリストファー・ノーラン
脚:ヒラリー・サイツ
出:アル・パチーノ/ロビン・ウィリアムス/ヒラリー・スワンク

白夜のアラスカで不眠症になってしまったLos Angelesから派遣された刑事が主人公のサイコな犯罪劇。その刑事がアル・パチーノで彼のグリグリ動く大きな目玉とシワの目立つ疲れ切った顔を見ると思わず同情してしまう。わたしなんかベッドに入った途端に夢の中。

白夜の街で17歳の少女が殺される。死後その髪は洗われ、爪まで切られている、という謎めいた予告編を観てどんな意外な理由があるのかと期待していたのにこれは完全な肩透かし。犯罪劇が主役ではなくて追いかける者が逆に追いかけられたり、罪の意識による心理の変化を感じる映画なのかしら。というほどは心理劇に徹していないんだけどね。なんかサスペンスも不足ぎみでちょっと中途半端な感じ。




アバウト・ア・ボーイ(02年アメリカ)

監・脚:ポール&クリス・ワイツ
脚:ピーター・ヘッジス
出:ヒュー・グラント/ニコラス・ホルト/トニ・コレット

貴男は人妻に気に入られようと「子供って大好きなんですよ」って心にもないこと言ったことない?わたしはもちろんあります!(って偉そうに言ってどうする?)その他諸々考えてること同じじゃんってことでずっとクスクス。

主人公は親からの遺産で悠々自適、ドライで独善的な独身30男で、仕事もしなくていいし恋愛も真面目なのは敬遠で、美容院へ行ったりTVを見たりの薄っぺらな人生で毎日は大忙し。彼の考えたシングルマザーを狙う作戦なんていいかも。今度試してみようかしら。しかし素敵な女性と偶然出会って真剣に人生と恋愛を考えるのであったっていうのが普通の展開だけれど、出会っちゃうのが彼の苦手とするガキ。でも他人との生き方を見つめ直すきっかけとなる、って言っても真面目な映画ではなくて冴えない二枚目役がはまっているヒュー・グラント主演のコメディで正に彼にぴったり。「ぼくの人生はからっぽ」なんて発言に演技とは思えなくて妙に納得しちゃうもん。彼のお相手役の男の子も適度に可愛くなくて良いわ。必見なのは彼のまゆ毛。あれは自前なのかしら?

笑っているうちに「あ〜、人生っていいな」って最後はちょっとホロリ。こんなライトでありながら心に響くコメディって大好き。




ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(01年アメリカ)

監・脚:ウェス・アンダーソン
脚:オーエン・ウィルソン
出:ジーン・ハックマン/アンジェリカ・ヒューストン/グウィネス・パルトロウ/ベン・スティラー/オーエン・ウィルソン

なんか妙に生真面目なコメディだな。おそらく知能指数の高い人が観たら笑えるのだろうけど、わたしには格調高過ぎ。

長く顧みなかった妻とかつて神童だった3人の子供たち(現在は皆不幸な大人となった)と再び暮らそうと画策する年老いたロイヤルを中心とした変な家族の変な物語。この家族がみんな二癖も三癖もあるやつらで、今思い出すと笑えるんだけど映画としてはイマイチ。ということはこれは小説だったら楽しめたのかもしれない。

でも役者は豪華。みんなそれぞれで主役はれる人ばかり。ギャラの支払で大変だったのじゃないかしら、なんて思ってしまったよ。




=僕のお気に入りの映画(^0^)
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