No.119(12月15日)


フォーン・ブース(03年アメリカ)

監:ジョエル・シュマッカー
脚:ラリー・コーエン
出:コリン・ファレル/フォレスト・ウィティカー

ほとんど舞台劇って趣で電話ボックス限定。その割にはカメラがグルグル回り過ぎでちょっとうるさい気もするが。

広告業界で調子いいだけで傲慢な男スチュが主人公。いつもは携帯片手に街を闊歩しているのだけれど電話ボックスからの脅迫電話に身動きが取れなくなってしまう(なぜ公衆電話を使うかは身に覚えのある方ならニヤリ?それともヒヤリ?)。なんと高性能ライフルで狙われていて電話を切ったら殺すと脅されるのだ。手掛かりは相手の不気味な声だけ、見えるのはスチュの焦りまくる顔と周囲の混乱だけ。これがサスペンスをグイグイと盛り上げるのよね。コリン・ファレルほとんど出ずっぱりで81分という短さもちょうどいい感じ。それ以上コリン・ファレルの顔ばかり観ていたら暑苦しいしね。




アンダーワールド(03年アメリカ)

監:レン・ワイズマン
脚:ダニー・マクブライト
出:ケイト・ベッキンセール/スコット・スピードマン/マイケル・シーン

スタイル抜群のヴァンパイア美女がピタピタのレザースーツに身を包み、ってだけでワタシの胸は期待でいっぱい。ポスターもムチャクチャかっこいいし。この美女ヴァンパイアがケイト・ベッキンセール。ただアクションとはいっても基本的には銃をガンガン撃つだけで肉体的アクションがほとんどなかったのはちょっと残念だな。もしPART2があるなら体を鍛えてぜひとも香港並のアクションを披露してくれることを期待。

何世紀にもわたって繰り広げられてきた吸血鬼と狼男の壮絶なる戦い。その戦いに終止符を打つ鍵となるヴァンパイアの暗殺者セリーン。しかし彼女の暴走によって二つの族の忌まわしい過去、因縁、そして彼女の呪われた出生までもが明らかになってしまう。徹底的に暗やみ、地下にこだわった映像は正にゴシックホラーで美しい。復活する吸血鬼の頭領のズルムケ姿も可愛くて楽しい。単純な対決物語ではなくて泣きまで入るサスペンス仕立ての怨念ストーリーで感動までしたりして。




シャンハイ・ナイト(03年アメリカ)

監:デイビット・ドブキン
脚:アルフレッド・ガフ/マイルズ・ミラー
出:ジャッキー・チェン/オーエン・ウィルソン/ファン・ウォン

ジャッキー・チェンということでつい観ちゃうのよね〜。そして最近ではがっかりすることの方が多いのが悲しい。本作もまたまた悲しい方になってしまった。

オーエン・ウィルソンとの絡みが全く面白くない!
ドニー・イェンがせっかく出ているのに、あれはないよ、最後まで二人で戦わせて決着付けさせろ!
ジャッキーのアクションが全く新鮮味ゼロ!これを集大成と言うのか!
チャップリンやシャーロックホームズがなんなのよ、なんか意味あるの!怒っちゃうよ。

ということで唯一面白かったのがNG集。あ〜あ、ホントに昔からのファンとしては哀しいよ。




g@me(03年日本)

監:井坂聡
脚:尾崎将也
出:藤木直人/仲間由紀恵/石橋凌

これは原作を先に読んでいたら楽しめなかったであろう。ストーリーが二転三転どころか四転五転までしちゃうのだもの。小説ではどんな感じなのか読まなければ。東野圭吾は好きな作家だし。

広告代理店のエリートクリエイター佐久間が始めて味わう屈辱。それは今まで進めてきたビッグプロジェクトをクライアントのミカドビールの社長から全否定されたこと。社内での立場も悪くなった彼は偶然出会ったミカドビール社長の娘樹理と偽装誘拐を演じることになる。果たしてこのゲームの行方は、ってんで後半どんでん返しの連続。携帯電話、インターネットを駆使した現代の誘拐劇、そしてお約束の佐久間と樹理の恋。これらがすべてゲーム感覚で軽く漂っているのが新鮮。仲間由紀恵もコケティッシュな魅力ですっごくいい感じ。

ただ宇崎竜童ってひょっとして演技ヘタ?




=僕のお気に入りの映画(^0^)
next page 2003 contents