No.134(11月8日)


トルク(Torque)

04年アメリカ 1時間24分
監:ジョセフ・カーン
脚:マット・ジョンソン
出:マーティン・ヘンダーソン/アイス・キューブ/ジェイ・ヘルナンデス

馴染みのない役者ばかりだな〜。知っているのはアイス・キューブくらいか。でもそんなことは全く関係なし。主役はハイパーなバイクアクション。これが中途半端じゃなく凄いのね。ピューンと走り抜けると道路標識がクルクルって漫画的な遊びもあって楽しい、というかまるで劇画そのもの。女性バイカー同士の車上の決闘なんて凄すぎて笑うしかないもの。それにヘリコプターのエンジンを搭載したバイクなんて10秒で時速300キロオーバーですって。そのバイクで街中をぶっ飛ばすとどうなるかは観てのお楽しみ。

ストーリーは一応あるけど、どうでもいいかなって感じ。美女も出てるし満足よ。




モンスター(Monster)

03年アメリカ 1時間49分
監・脚:パティ・ジェンキンス
出:シャーリーズ・セロン/クリスティーナ・リッチ

美人女優って肉体変身の願望があるのかしら。私の憧れのあのシャーリーズ・セロンがぁ〜〜!!ってびっくりの大変身。13キロの増量であれだけ体の線が崩れてしまうのだね〜とがく然。

実際にあった連続殺人事件を元にしているのだけれども、一度落ちるとトコトン落ちてしまう人生って哀しい。この落ち方が連続殺人になってしまうのは怖いけど。

夢見る少女であったアイリーン。今では娼婦に身を落としている日々。明日への希望もない時に出会ったのがセルビーで彼女のために普通の生活をしようと決心する。しかし、「最後の客」が超変態野郎であったことから彼女の中で何かが壊れちゃうのよ。「普通の生活」をしようとしているだけなのに世間は冷たいのね。そんな中でセルビーとの愛だけが彼女の心の拠り所。といってもセルビーの無自覚さがアイリーンの殺人を誘発しちゃうのが痛い。セルビーを演じたちょっとほっそりしたクリスチーナ・リッチってやっぱりうまい!

アイリーンはもちろん極悪人なんだけど、誰もがそうなる可能性はあるという恐怖を感じたわ。




トゥー・ブラザーズ(Two Brothers)

04年フランス・イギリス
監・脚:ジャン・ジャック・アノー
脚:アラン・ゴダール
出:ガイ・ピアース/ジャン・クロード・ドレフェス

もうなんたって見どころは可愛い双子のトラの名演技。ってそれが全てという気もするが。というのも全てに中途半端って感じなのよ。20年代のカンボジアでのお話し。密林の真ん中にどでん〜と道路を建設する計画の途中で二匹の仔トラが捕まってしまってからの数奇な運命を描いたものだけど、自然破壊に対する警鐘としては物足りないし、人間の子供との友情物語も描ききれていない。っていうか人間の物語が邪魔。

でもそんなこたぁ関係ないかも。親子で平和に暮らしていたトラ、人間の欲望のために翻弄されるトラ、2匹の仔トラの再開時のあまりにも過酷な運命、そして涙ウルウルになる素敵なラスト。人間の登場するシーンを半分削ってこちらをメインにすればもっともっと良かったのに。




チューブ(TUBE)

03年韓国(1時間56分)
監・脚:ペク・ウナク
出:キム・ソックン/パク・サンミン/ペ・ドゥナ

東京国際ファンタスティック映画祭にて鑑賞。
地下鉄乗っ取りもので、昔「サブウェイ・パニック」ってのがあり緩急自在でユーモアもあって好きだったけれど、この映画はそんな悠長は事はなしで、大掛かりなアクションシーンの連続。特に主人公の刑事チャンがすごいのよ。さすがに地下鉄を一人で止めることは出来なかったけれど、活躍ぶりはほぼスパイダーマン並み。観てると3回くらいは死んでいそうだぞ。

犯人と刑事は因縁の戦いでもあって(この話出し惜しみしすぎ)どちらも負けられない!って必死なのだが、そこに絡む女スリのインギョンが可憐でけなげで素敵なのよ〜。乗っ取られた車両に乗り合わせていたために危機に陥るのね。でも果敢にも犯人に挑んで行く姿は凛々しいわん。

人質の様子や警察側の非人道的な対応はホントにありそうで怖い。というか現実に起っていることだと思うと哀しい。

けど全体的な印象としては大味なアクション映画ってことで大興奮というまでには至らなかったのは残念。




ボーン・トゥ・ファイト(BORN TO FIGHT)

04年タイ(1時間37分)
監:パンナー・リットグライ
出:ディアウ

東京国際ファンタスティック映画祭にて鑑賞。
すんごい映画。なにがって97分の上映時間のうちアクションシーンが90分位はあるのではないかって感じだもの。それもハリウッドで見慣れたCGによる合成は一切無しの生身の超絶アクションのてんこ盛り。

タイ王国を代表するナショナルチャンピオン達が主役で、彼等が滞在していた村が、突然ゲリラに襲われる。そこからはもう怒濤の勢いでぶっ飛びの連続。ムエタイ、体操、ラグビー、テンコンドーなどのアスリート達が自分の技を駆使してゲリラと戦うのだ!凄い&痛いっていうのと同時に笑えるところもあって一瞬も目が離せない。昔の香港映画をもっと過激にした感じで、これが延々と続くのね。でもいろんな技があってだれることはない。

だけれども人が死に過ぎだな〜。村人の3倍は死んでいるのではないかしら。その割にはいっぱい生き残っているのが不思議。ラストのミサイルもよく分からんし。

日本の公開時期は不明だけれどもアクション好きなら観て損はないでしょう。




=お気に入りの映画(^0^)
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