No.136(12月30日)


ポーラー・エクスプレス(The Polar Express)

04年アメリカ 1時間40分
監・脚:ロバート・ゼメキス
声:トム・ハンクス/ノーナ・ゲイ

人間に違和感バリバリ。CGの技術力のすごさは分かるのだけれど(表情も素晴らしい)なんか気持ち悪いんだよね。マネキン人形がしゃべって動いて、という気が最後までしてどうにも映画に入り込めない。人間の実写とCGを完ぺき合成した「スカイキャプテン」のようにしたほうが楽しめたのではないかしら。

それにトム・ハンクスの5役(6役かも?)はやる必要があったのかな?「あれっ、これは彼の声?ひょっとしてこれも?」なんて気が散ってしまったよ。

ストーリーの方は大冒険物語でとても楽しいのに残念。でもこれがアイマックスシアターで3D公開されるらしい。そちらで観れば大迫力でもっと興奮できること確実なので未見の人はそれまで待つのもいいかも。




ジャッカス・ザ・ムービー(Jackass the Movie)

02年アメリカ 1時間28分
監:ジェフ・トレメイン
出:ジョニー・ノックスヴィル/スティーヴォー/パム・マージェラ

もう〜〜、単なるアホ!(って最高のほめ言葉?)ここまでやられると唖然呆然で口を開け、笑いすぎて腹を引きつらせて観ているしかない。下ネタ、ゲロネタ、痛い系、アホ系の集団パフォーマンスのオンパレード。ショールームの展示の便器に実際にしちゃったり、股間に感電機をつなげたり、ワニに乳首を噛ませたりやること全てむちゃくちゃ。最悪なのがペーパーでナイフ(ペーパーナイフではない)で思わず顔がゆがんでしまったよ。

ただ1時間半も観せられると感覚がマヒしてきちゃうのも事実。TVでワンエピソードごと観るほうが印象は強烈そう。それに映画館で一人で観るものではないかも。仲間を集めてTVの前でばか騒ぎしながらだと楽しいね。でもその後真似などしないように。けが人出ること確実。




レディウェポン(赤裸特工)

02年香港 1時間32分
監:チン・シウトン
脚:バリー・ウォン
出:マギー・Q/アンヤ/ダニエル・ウー/アルメン・ウォン

冒頭いきなりセクシー+迫力のアクションで度肝を抜かれる。いいね〜、全編この路線で大満足じゃ。で、ここできれいでかっこいいおねーちゃんの殺し屋が死んじゃうのよ。そこでこの組織はどうしたか、というと各国のスポーツ少女たちを誘拐して孤島で殺人マシーンに仕上げるべく過酷な訓練をするの。正に鬼畜系で情け容赦ない島の生活で3人だけが残る。ってアンタ、そりゃやり過ぎでしょうって女ボスに言いたいわ。

そしてこの3人の殺し屋が世界中で仕事を始め、それを追う刑事との攻防があったり、仲間割れがあったり、もちろんエロなシーンもあったりで暴走、爆走で楽しい。

ヒロイン二人のアクションが半端じゃなくて感激。それに美しい!わたくし的にはキャットの方が好みであったのに活躍度が控えめでちょっと残念というのはあったが。




ふたりにクギづけ(Stuck on You)

03年アメリカ 1時間59分
監・脚:ボビー&ピーター・ファレリー
出:マット・デイモン/グレッグ・キニア/エヴァ・メンデス/シェール

相変わらずファレリー兄弟は危ないネタで過激な笑いをとっている。でもそれが嫌みじゃないし、弱者や障害者への声援にもなっているところが良いわ。それが一番分かるのがエンドロールの途中の出演者のスピーチで、これがまた感動ものなのよ。なので最後の最後まで観るように。

ボブとウォルトの兄弟は腰が癒着している結合性双生児なの。でもこの二人は性格が正反対。ウォルトは社交的で女性にも手が早く、ボブはシャイで奥手。ウォルトがSEXしているときにはボブは読書に夢中。でも振動があって読みにくそうだぞ。

そしてウォルトが俳優になる決心をしてハリウッドにやってきて、大騒動の始まり。ボブの文通相手との恋の行方は?ウォルトの大物女優を巻き込んでの役者生活は成功するのか?ストーリーもギャグも大胆だしエヴァ・メンデスの美しいボディにもほれぼれ。それにあの人、こんな人も出ていてびっくり。




僕の彼女を紹介します(Windstruck)

04年韓国 2時間3分
監・脚:クァク・ジェヨン
出:チョン・ジヒョン/チャン・ヒョク

演出も音楽も全てに過剰。観ているうちにこの過剰さが気持ち良くなってくるのだけれども。前半のベタベタな恋愛物語は特にそう。雨の中、バシャバシャしながらふざけあう二人をスローショーンで描写、なんて今どきやるか?

主人公のチョン・ジヒョンの過激でアホな警官っぷりが笑える。すぐに銃を抜くし、勘違いで人を逮捕しちゃうし。これじゃ漫画の主人公。でもそのおかげで恋人が出来ちゃうから結果オーライってやつだね。

これは単なるギャグ満載の青春恋愛映画か?と思っているとポリスアクション映画になるし、最後は霊界映画(描写がくどい!)になるしでストーリーもコテコテ。監督の楽しまそう精神がモロに出ている。音楽もまたすごくて泣け!感動しろ!って迫ってくる。X JAPANの曲がかかってきたときにはビックリしたけど。

女性達は号泣している人も多かったけど(幸せの絶頂→不幸のどん底→でもそれを
乗り越えて新しい人生、恋愛という王道パターン)、男性には泣けるという感じではないね。




カンフーハッスル(Kung Fu Hustle)

04年中国・アメリカ 1時間39分
監・脚・出:チャウ・シンチー
出:ユン・ワー/ユン・チウ

宣伝コピーじゃないけれど「ありえね〜」映像のてんこ盛りで楽しさ満載。毎度のことながら出てくる人がみんな「変」で大爆笑。普通の人は聾唖の美少女ただ一人というほど徹底している。

主人公シンはケチなチンピラ。ケチすぎて情けなくなるほどなの。そんな彼がデブで気弱な相棒と長屋の住人から金を巻き上げようとしたことから街の大組織で凶悪なやくざを巻き込んでの大騒動になっちゃう。まあ次から次へとベタなギャグと劇画チックなカンフーアクションのつるべ打ちで大満腹。マトリックスよりも凄いかも(?)長屋の普通の住人が実はカンフーの達人だったり、家主夫妻も秘密があったり、史上最強の殺し屋が外見は単なるおやじだったりと、変すぎ。

でも中々シンが目覚めてくれないのがもどかしい、と思っていたら「バカは死ななきゃ直らない」的な展開でアホの極値までいってしまうのが凄すぎ。




ハウルの動く城(HOWL's MOVING CASTLE)

04年日本 1時間59分
監・脚:宮崎駿
声:倍賞千恵子/木村拓哉/美輪明宏

戦争のまっただ中の19世紀末の欧州(といってもアナザーワールドね)。18歳の少女ソフィーは理不尽な恨みで呪いをかけられ90歳の老婆になってしまう。そして魔法使いのハウルの城で掃除婦として働き始める。ソフィーの顔が18歳、中年、老婆とクルクル変わるのね。観ている間はなんで?とまるっきり分からず。後で人に聞いて納得して、私ってひょっとして理解力ゼロ?なんて思ったりして。

それに戦争の影が色濃く出ている割には誰が何のために戦っているのか出てこないし、登場人物達の役割も分からないのでなんか消化不良。なんでハウルが戦っているの? 個性的なサブキャラが少ないのもあって全体的に地味って感じ。子供が見て面白いのかな〜?

原作があるからしょうがないのだろうけど案山子の正体はなんだかな〜って感じで拍子抜け。




バッドサンタ(Bad Santa)

04年アメリカ 1時間31分
監:テリー・ツワイゴフ
脚:グレン・フィカー/ジョン・レクア
出:ビリー・ボブ・ソーントン/トニー・コックス/ブレッド・ケリー

史上最低のサンタここにあり。ほとんどアル中、子供嫌い、ステージ上でも酔っぱらってるし小便漏らしちゃうし。店の奥では店員とセックスまで...。でも彼の本当のねらいはクリスマス後の店の金庫の中の現金。お〜、神をも恐れぬ悪業だわな。そんなサンタをビリーボブが演じていて完ぺきにはまっている。苦虫をかみつぶしたような顔でバーの片隅で酒をのみ、夢も希望も無い生活。金を稼いでも結局はその日暮らし。落ちぶれ人生ここに極まれりって感じ。

そんな彼が「サンタとセックスをするのが夢」であった女性と出会い、また、いじめらっれ子のデブな少年と出会う。さあ、クリスマスの奇跡の始まりか、と思うのだが今までの生活、性格が変わるはずもなく相変わらずな生活がおかしい。

まあそれだけじゃしょうもないということで、ラストは銃撃戦とちょっとだけ良いことが起こるのね。その加減が絶妙で良いわ。

そしてこの映画のその後を観てみたい、想像してみたいという気持ちになるのね。幸せになる?それともやっぱりダメ人間なままかしら?ダメ人現なままでPart 2が出来たら観に行くのだけど。




=お気に入りの映画(^0^)
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