9月20日(No.144)


NANA

05年日本 114分
[監][脚]大谷健太郎
[脚]浅野妙子
[出]中島美嘉 宮崎あおい 松田龍平 成宮寛貴 玉山鉄二 平岡祐太 丸山智己 松山ケンイチ

いや、素晴らしい〜、傑作。私の今年のベスト1になるかも、というくらいに面白かったよ。
ナナと奈々の友情を描いているのだけれど、これぞ青春って感じでイキイキ、瑞々しく、音楽も良く、尚且つ痛みもあって観ていて何度もウルウルしてしまった。原作は読んだことはないけれど、まだ続いているそうなので同じスタッフと出演者で続編を熱望。

ハチ(混乱するのであだ名で)の思いっきり素敵な笑顔、でも男に依存しすぎて失敗ってこういう性格の人っているよね。そしてナナのつっぱってつっぱってポキンと折れてしまいそうな性格。この対照的な二人を中心に恋愛、音楽、仲間の素敵なエピソードがいっぱい。ナナ(バンドで成功を目指している)の歌がうまいし、ライブ姿もかっこいい〜と思ったら、本業が歌手だそうで、これって演技じゃなくて地?というくらいにはまっている。原作がしっかりしているということもあるだろうけど、他のキャラもみんなそれぞれを生きている感じなのが心地よい。

ハチのナレーションが物語を引き締めているんだけど、なんとなくその雰囲気から未来は悲劇になりそうな予感があってそれがまた緊張感をかもし出しているのね。今回は取りあえずのハッピーエンドだけれど、それが気になって早く続編が観たくなってしまう。

ということで青春の真っ最中の人も青春を懐かしんでいる人も、劇場へ急げ!




チャーリーとチョコレート工場

05年アメリカ 115分
[監]ティム・バートン 
[出]ジョニー・デップ フレディ・ハイモア ヘレナ・ボナム・カーター

もうメチャ楽しいのよ〜、面白いのよ〜。ずっとクスクス笑い、時には爆笑で顔の筋肉緩みっぱなし。お子様向けの映画かと思っていたけどさすがティム・バートン。一見それ風だけどブラックユーモアと過激なネタで完全大人向け。わたくし的には白い部屋と「ツァラトストラはかく語りき」が流れてきたら、そうです。もちろんあの映画ですね〜、というのがツボにはまってぴったんこ。ドリーの登場も仰天であの人たちが子作りをしている姿を想像して一人でうけてしまった。

世界的に有名だけど絶対的な秘密に包まれているチョコレート工場見学に招待された5組の子供と親。工場内はカラフルで奇妙で不思議な装置がいっぱい。そして小人もいっぱい。単なる見学のはずだったのだが、なぜか一人、また一人と消えていく招待者。ここら辺の描写が秀逸。小さい人がいっぱい、リスもいっぱいで両方とも家にいたら楽しそう。って欲しがると不幸な目に逢うのだが。

色々な仕掛けも素晴らしいが、もちろん主演のエキセントリックなジョニー・デップの存在がこの映画に欠かせない。奇妙で変人なんだけど、根は優しく愛すべき人って感じさせる演技はさすが。父親との関係もビターで良い感じ。マリリン・マンソンもこの役を熱望していたらしいが彼がやっていたらここまでヒットしなかったのではないかしら。

原作は有名な童話ということなので今度読んでみよう。




レストラン

05年日本
監督:下瀬ゆふ
出演:中村梨香 長谷川恵美 和泉真葵 木下鈴奈 白石涼子

どんな映画か、出演は誰か等まったく分からない状態で試写会に行ってきた。分かっているのはタイトルの「レストラン」のみ。で、開演前に並んだのだが何か雰囲気がいつもと違う。と思って周りを見渡すと20才前後の男子のみ。それもオタク系。ピンと来ましたよ、どんな映画か。

そして舞台挨拶があってその直感は当たりでアイドル映画だったのだ。それも5人も出演!とは言ってもそちらには疎いもので誰も知らないのだが。

店長である父親が倒れてしまい、その娘とバイト2人では店を切り盛りできない!というピンチに救世主のように現れた女性。そして4人で協力して以前にも増して店は繁盛するのであった。だがその女性にはある秘密が...。という物語でラストは「ホホ〜、なるほど。そう来ましたか」となるのだけれど、そこにたどり着くまでがちょっと緩め。それにあのラストだったらもうちょい伏線の張り方を工夫すれば感動度も増したのではないかしらと思えちゃうのよ。見せ方もあまりにもそっけないし。

でもみんな可愛いくてピチピチ。なのでオジサンとしては目の保養になったりはしたのだけれど。
ということで彼女達のファンは見逃してはなるまいぞ。もちろん最前列で観なきゃあきまへん。




サマータイムマシンブルース

05年日本 107分
[監]本広克行
[原][脚]上田誠
[出]瑛太 上野樹里 与座嘉秋 川岡大次郎 ムロツヨシ 永野宗典 本多力 真木よう子 佐々木蔵之介

せっかくのタイムマシンをあんなことに使ってしまって!というドタバタコメディー。

SFがなんの略かも分かってないSF研究会の部室に突然タイムマシンが出現。そのタイムマシンで昨日へ行ってある物を取ってきたのね。それが写真部の女子2人を巻き込んでの大騒動の始まりとなってしまう。なぜかって言うと過去を変えたらひょっとして大変なことに?最悪自分たちも消えてしまうかも、ってことに気がついたから。ということで昨日と今日をひたすらタイムマシンで往復。変態チックな未来人まで出てきて事態の収集に努めるが、それがまた新たな混乱を招いてしまう。

元ネタは舞台ということでおバカな物語がとっても良くできていて、ずっとクスクスで楽しい。出てくるやつらみんな個性的でこれまた愉快。男子の中で一人だけちょっと美形キャラもなんとなく抜けてるし。それに比べて女子二人はなかなか可愛くてよろし。

会話もストーリーもテンポが良くてだれてる暇なし。そんな中たたみかけるようにタイムパラドックスの理論が出てきて、なんとなく納得したようなしないような...、というラストも、元々タイムパラドックスなんて真面目に考えたらそれこそアタマが爆発しちゃうのでこれでいいのだ。




BE COOL

05年アメリカ 120分
[監]F・ゲイリー・グレイ 
[出]ジョン・トラボルタ ユマ・サーマン ハーベイ・カイテル ビンス・ボーン ザ・ロック クリスティーナ・ミリアン

「ゲット・ショーティー」も面白かったけど、これも好きだわ〜。
前作で取り立て屋から映画のプロデューサーに転身したチリ・パーマー。続編ばかりの映画業界に嫌気が差している。そんな時インディ・レーベルを経営する友が目の前で殺され、彼の妻を助け音楽業界に殴り込みをかけることになるのね。

女性シンガー、リンダ売り込みに奔走するのだけれど、「音楽業界全員がマフィア」なので行く先々トラブル続出で拳銃ドンパチ、死体もゴロゴロ。だけどそこは百戦錬磨の元取り立て屋。徹底的にクールに、スマートに大立ち回りを演じて痛快、爽快&愉快。トラボルタにぴったりでうっとりしちゃうわ。

そして最後にはスティーブン・タイラー(本物!)まで巻き込んでの大騒動に発展しちゃうの。彼は年とってもかっこいいのよ〜。セリフもバッチリあるし。「Cryin」や「Sweet Emmotion」なんてここで聞けるとは思ってなくて感激。ジョー・ペリーもセリフあり!

ユマ・サーマンももちろん素敵だったけれど、意外だったのがプロレスラーのザ・ロック。俳優志望のゲイの用心棒という役をノリノリで演じていて大笑い。この人ってコメディーも出来るのねって感心。こんな感じで彼が主役の映画を観てみたい気がする。




=お気に入りの映画(^0^)
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