No.147(11月14日)


ALWAYS 三丁目の夕日

05年日本 133分
[監][脚]山崎貴
[出]吉岡秀隆 堤真一 小雪 堀北真希 薬師丸ひろ子 三浦友和 須賀健太

最近日本映画が元気あるけど、この作品もすっごく良かった。昭和33年という時代背景が驚異のVFX(ロングの街並みなんて大型セットを地の果てまで作ったとしか思えないすばらしさ)と共にとても丁寧に語られていて、単に懐かしいというだけではなくて、ちょっとしたドラマがあり(決して大げさでないところが良い)、役者もうまかったしでホロリと(悲しいのではなくてさわやかな涙)しちゃいました。

人情劇といっても「寅さん」的なベタな笑いと涙(苦手)ではなくて、自然な感じに誰もが共感できるのではないかしら。出てくる人たちの生活感、境遇なども含めて。鈴木オートと六ちゃんの話し、茶川さんとヒロミと引き取り手のない子供淳之介のエピソードに人生なかなかうまく行かないのよね〜と思ったり、冷蔵庫がきた時に一緒に喜んだりと、もう感情移入しまくりでした。子供達も自然な感じで良かったし。

そうそう、出番は多くないけれど忘れちゃならないのが三浦友和。戦争を引きずった宅間医師の役を淡々と演じていて泣かされます。それから薬師丸ひろ子を映像で観たのって「Wの悲劇」以来かも。いつの間にかお母さん役が似合う女優さんになっていたのね〜。

たった数十年のうちに、人も街もこんなに変わってしまって、私が死ぬ間際ってどんな風になっているのでしょうか?なんかあまり希望が持てないような気がするけど...。

もう一回観ようと思ってます。その時は親を連れてね。




イントゥ・ザ・ブルー

05年米 111分
[監]ジョン・ストックウェル
[脚]マット・ジョンソン
[出]ポール・ウォーカー ジェシカ・アルバ スコット・カーン アシュレイ・スコット

いや、もう何がうれしいって、そりゃ只今旬の女優ジェシカ・アルバちゃんの可愛いおしりに食い込む水着!これですな。というのは冗談ですが(?)海洋お宝探しアドベンチャーとしてハラハラドキドキでとっても面白いの。それにお宝発見後の手続きや方法なんてお勉強にもなったし。アッそうそう、ポール・ウォーカーの無駄のない素晴らしい体も鑑賞できるので女性にもお勧めよん。

バハマの海で働くジャレッドと恋人サム。友人のカップルとダイビング中に伝説の沈没船を発見。順調に引き上げ作業にかかれると思われたが様々なトラブルに巻き込まれる羽目になる。もちろんサメに襲われるし、怖〜い犯罪組織にまで追い掛け回されちゃうの。一難去ってまた一難ってやつね。アドベンチャー物にありがちな無理やりな展開がなくて安心して手に汗握られる。

海中撮影が素晴らしい。主役4人がきっちりスキンダイビングシーンをこなしているのも素晴らしい。顔もバッチリ写っているから吹き替えなしで頑張ったのではないかしら。

ダイビングに興味のある人はもちろん、ない人もアクション満載で満足間違いなし。




ソウ2

05年アメリカ 100分
[監][脚]ダーレン・リン・バウズマン
[脚]リー・ワネル
[出]ドニー・ウォルバーグ ショウニー・スミス トビン・ベル

凄まじいまでのショック描写満載。この手が弱い人は正視できないかも。なんたって自分で自分の××を×××とか、××××を×××××しちゃうとか、そりゃあもう大変。けっこうホラー物が好きな私でさえ、ゲロゲロな気分になってしまったほど。

で、物語は完全な続編なので前作は必見。アルツハイマーな私はDVDで復習したよ。

こういったサスペンススリラーの続編って「全ての謎が解ける!」「前作を超えた!」なんて宣伝していても実際は内容が伴ってなかったり、単に血の量が増えたりするだけだったりとがっかりすることが多い。でもこれは凄いよ〜。犠牲者が倍増しているだけじゃなくて、またまた手口が込んでいるのだ。それに人数が増えたって事は仲間割れをしてしまうってこと。ここら辺も怖い。

そして前作のラストも意外だったけど、本作ももちろんラストはびっくり&びっくりの二重奏。完ぺきに想定外。いや〜、まいりました。

で、PART 3もあるのか?




コープスブライド

05年アメリカ 77分
[監][製]ティム・バートン
[監]マイク・ジョンソン
[声]ジョニー・デップ ヘレナ・ボナム・カーター エミリー・ワトソン

もう最高に楽しいのよ!さすがティム・バートンで、人形アニメも完ぺきでヴィジュアル的にもため息が出るほど素晴らしい。12時間作業して1〜2秒しかフィルムに焼き付けられないんだって。根性あるのみって感じだ。

とても奇妙きてれつなストーリーにもかかわらず説得力があるし、笑えるばかりではなくて心にグッと来るところがあるしと、これほどの完成度の高い物語を生み出せるその才能に感服。何より人物造形が確かなので安心してその世界に没入できるのだ。

結婚当日気弱なビクターはひょんなことから死人の花嫁と結婚を誓ってしまい、“死者の国”に連れていかれる。死人の花嫁、現世の花嫁ビクトリア、ビクター、3人の運命やいかにという物語で、先が全然読めなくてハラハラ。死人の花嫁が悪いヤツだったら単純にビクトリアを応援できるのだけれど、これが悲しい背景があるのね。おまけにとっても心が良いのよ〜。半分腐っているけどキュートだし、と彼女にも幸せになってほしいの。もちろんビクトリアも可愛いの。ビクターじゃなくてもどっちを立てればいいのか困ってしまう。

「あ〜、もう」とヤキモキしていると、感動のラストが!泣けるだけじゃなくて美しいのよ〜。

人形アニメの滑らかな動きと美術の完成度、笑いと涙の感動の物語、これは絶対に劇場で観てほしいな〜。

もちろんジョニー・デップの声の演技も最高です。




=お気に入りの映画(^0^)
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