No.133(10月12日)


アイ,ロボット(i, ROBOT)

04年アメリカ(1時間55分)
監:アレックス・プロヤス
脚:ジェフ・ヴィンター/アキヴァ・ゴールズマン
出:ウィル・スミス/ブリジット・モナイハン/ジェームズクロムウェル

今から30年後に映画のようなロボット社会が訪れるとは思わないけれども、微妙な時代設定が面白い。超近代的な未来風景に反して下町の様子は今の時代と大差ないのね。ロボット嫌いのスプーナー刑事はそんな下町の住人で、部屋もレトロで、靴なんかもヴィンテージ物のこだわり派。で、冒頭ウィル・スミスって意外と可愛いのね、おっ、いい体してるじゃんってことで、なんかドキドキ。その肉体に比して半分スケルトンのロボットの群像が不気味感を醸し出す。その中でも人間を殺害した容疑のロボットサニーが秀逸でほんのちょっとした表情の動きで心理状態(?)がわかるの。CGと分かっていても思わず感情移入したりして。

アシモフの考えたロボット3原則ってホントに良く出来てる。その中で果たして大義のためにロボットは人間を殺せるのか?迫力のアクションと細やかなストーリーと驚異のVFXが見事に溶け合った幸せな映画。そして鉄腕アトムの史上最大のロボットを思いだしますな。




インファナルアフェア無間序曲(INFENAL AFFAIRS II)

03年香港(1時間59分)
監:アンドリュー・ラウ/アラン・マック
脚:アラン・マック/フェリックス・チョン
出:エリック・ツァン/アンソニー・ウォン/ショーン・ユー/エディソン・チャン

Part2とはいっても1作目で主要な人物が死んでしまっているので時をさかのぼってのお話し。先週、リバイバルを観ておいて良かったわ〜。昨日の映画の内容も忘れてしまうほどのボケなので、再見していなかったら人物関係が分からなかったかも。前日譚といってもこれはPart1を観てないとちょっとつらい。彼らの因縁の未来を知ってしまっているから尚更面白いというのもあるしね。

やくざの世界に入ったおとり捜査官と警察にスパイとしてもぐり込んだ若者。この二人を軸に暗黒社会と警察の攻防を描いているの。主人公二人のキャラが弱いけれどもその分周りのキャラが立ちっぱなしで、陰謀渦巻く群像劇として見ごたえ十分。特に11年前は新参者だったサムとまだ警部のウォンの物語が最高に面白い。脚本が丁寧に作られていて、これはPart3が楽しみだな〜。って香港ではとっくに公開されてるじゃない。なんで日本公開はこんなに遅いの〜。




テイキング・ライブス(TAKING LIVES)

04年アメリカ(1時間43分)
監:D・J・カルーソ
脚:ジョン・ボーゲンキャンプ
出:アンジェリーナ・ジョリー/イーサン・ホーク/ジャン=ユーグ・アングラード

イリアナはFBIの天才プロファイラーで冷徹そのもの。っていうかアンタ凄すぎ。壮絶死体の写真を見ながら平気な顔して食事しないでよ〜。それをアンジェリーナ・ジョリーが演じているので余計に凄みが増したりして。

そんな彼女の前に現れたのが連続殺人で、こいつがとてつもない変態で、殺した相手になりすまし、日常生活を送ったりしちゃうのよ。これは広いアメリカでは可能かもという説得力あるわ。

犯人との丁々発止の攻防戦とまではいかなくて、犯人がすぐに分かっちゃうのでサスペンス的な要素は希薄。なので見どころはやはりイリアナの変貌(?)かな。正確無比な器械のような彼女なんだけれども、惚れた男にはメロメロ。茹ですぎたスパゲッティーみたいになっちゃうのだもの。このギャップが楽しかったりして。




=お気に入りの映画(^0^)
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