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101(96年米) 監:スティーブン・ヘレク これはもう2時間思いっきり素直に楽しみましょう。おなじみのディズニーの漫画映画の実写版です。クルエラ役のグレン・クローズが怪演なんてのをはるかに越えています。泥まみれになったり、豚に小突き回されたりしてもきっと心から楽しんでやったんではないかと思っちゃいます。ダルメシアンはもちろん、他の動物達も可愛いし芸達者(^^)。 デビル(97年米) 監:アラン・J・パクラ バリバリのアクション映画かと思っていたら静かな人間ドラマという感じでした。そうするとあの予告編は完全に詐欺ですよね。ぼくなんかいつドンパチがはじまるのかと最後の最後まで待っちゃいましたよ。 ラスト・ハンター(96年米) 監:リチャード・マーチン アメリカの森林警備隊って怖いわ〜、密猟者と銃撃戦になっちゃうこともあるんだからね。極悪の密猟者に目の前で恋人を殺され自分も重症を負った警備隊の女性が主人公で、派手なドンパチものではなく病院でのリハビリ姿が中心に描かれています。生きていることを知った密猟者が脅しをかけてくるんだけど逆に彼女は復讐を誓うことで回復していくんですね。この密猟者が徹底的に悪、理由があったり途中で方向転換なんてしないのでいさぎよいです。で、ヒロインが魅力的(骨太でちょっとおしりが大きいけど)、映画はこうでなくっちゃね。 ネゴシエーター(97年米) 監:トーマス・カーター 久々に手に汗握るカーチェイス!サンフランシスコのあの坂道をケーブルカーの大暴走車が車と一緒に転がり落ちるんですね〜、そのすさまじさに開いた口を閉じるのを忘れてしまいました。ナッティー・プロフェッサーで見事復活、ネゴシエーターで真面目なエディと聞いて心配したけど杞憂でした(ヴァンパイア・イン・ブルックリンはつまんなかったもんね〜)。銃を構える姿もかっこいい、恋人も可愛くてうらやましいですぅ〜。さてさてストーリーはエディが大捕物の末、宝石強盗を捕まえるのだが脱獄しちゃうんですね(この悪役の人迫力です、なにかで見た記憶があるのだが思い出せない)。で、逆恨み&宝石を取り戻すために執拗な攻撃を仕掛けてくる、果たしてエディは危機を脱することができるか?というもので相棒の新米刑事とのコンビもばっちりでユーモアとアクションと恋がいっぱいつまっています。 天国の約束(95年米) 監:ジェームズ・フォーリー 最近大作の派手めなものばかり観ていたのでなんかホッとする気持ちの良い映画でした。人生の終わりを迎えようとしている頑固で変わり者の老人と、孫との心の交流を描いています。この老人をアル・パチーノが演じているのでてっきり思い出話しを映像で見せるのかと思っていたらず〜っと老人のままでした。(アメリカの老けメイクってほんとに自然だよね。それに比べると日本の(特にNHKの大河ドラマ)って情けないな〜。しわを描いてるだけだもん。)この孫がその日新開店の映画館に行くためのお金を稼ごうとしていろいろな事件に巻き込まれてしまうんですね。そのとっても長い1日を30年代の恐慌を背景に、おじいちゃん、家族、周りの人たちを丁寧に温かいまなざしで追って爽やかな感動があります。 フェノミナ(完全版)(84年伊) 監:ダリオ・アルジェント 久々にホラー映画を観たのでけっこうゲロゲロな気分。“世界一の美少女”14才のジェニファーが「あんなことまで!」って感じです。昆虫の話がわかるという超能力を持った彼女(級友にいじめられたときに助けてくれたのは無数の蝿なんですね〜)が美少女連続殺人事件に巻き込まれていき、自らの命も危うくなります。後半は特に胸に来るものがありますよ〜。血だらけ、ウジ虫、骸骨、首チョンパ、もう全て出てきてジェニファーを襲いまくります。公開時よりほんのちょっとだけ残酷シーンが長くなっただけらしいですが映画館で観られたのは幸せでした。 SPACE JAM(96年米) 監:ジョー・ピトカ つまんなくはないんだけどおもしろいとまではいかいないな〜、実写とアニメの合成は「ロジャー・ラビット」のときほど興奮しないな〜、って感じだけどM.ジョーダンやNBAが好きな人はきっと楽しめるんではないかと思います。バスケ界を引退し野球で悪戦苦闘しているマイケルのところにアニメの人気者バックス・バニーが悪徳宇宙人とのバスケ対決の助っ人を求めてくる。はてさて試合の結果は如何に、というものでワーナーのアニメのキャラクター総出演で大騒ぎ、ビル・マーレーがちょっとの出演ながら笑わせてくれます。スタジアムの観客が全てアニメでしかも動いている!ってのにはびっくりしたけどビデオで観たらきっとわからないでしょうね。マイケルの復帰にこんな裏話があるとは今まで知りませんでした。 ロング・キス・グッドナイト(96年米) 監:レニー・ハーリン ここまで役者にやらせるか!っていうスタントマンなしのど根性アクション・コメディー大作。幸せな生活を送っている主婦のジーナだが記憶喪失で8年前から以前の記憶が完全にない。ある事故をきっかけに少しづつ記憶が戻ってきて胡散臭い探偵サミュエルと記憶捜しの旅に出ていく。自分が暗殺者であったことを思いだすと同時に命を狙われることになるのだ。主婦から暗殺者への豹変ぶりがすごいです。髪を切り、眼光鋭く、銃の扱いも慣れたもの。筋肉もすごいし、足もムチャ長い。アクションバリバリの彼女に助けまくられるサミュエルがおかしいです。「ウッソ〜」という展開でも全編劇画調なので許してしまいます。っていうか細かいこと考えている暇ないんだよね。 スリーパーズ(96年米) 監:バリー・レビンソン この監督って今まで僕は面白いと思ったことないんだけど、今回は良かったです。まっ、後半に行くに連れてしりすぼみって気はしますけどね。4人の少年は仲の良いダチ、ちょっとしたいたずらが原因でそろって感化院に入れられてしまう。ここの看守達が最低のやつらでレイプ、いわれのない暴行は日常茶飯事、18ヵ月の間に心身ともボロボロになってしまう。そして大人になった彼らのうちの二人が偶然出会った“元看守”を撃ち殺してしまったことから彼ら4人の「復讐のとき」が始まるのだ。この復讐の仕方が直接の暴力ではなく知力で勝負ってのが、ちょっとわかりにくいところもありますが(これは僕の理解力がないせいかも知れません)いいです。デ・ニーロとダスティン・ホフマンが出番が少ないのに存在感があってさすがって気がします。ブラッド・ピットも思ったほど活躍しなかったのでファンは欲求不満になりそうですね。 ★シャイン(95年オーストラリア) 監:スコット・ヒックス 父親の英才教育のおかげで幼いころから天才的なピアニストとして順調なデビット・ヘルフゴッド、だが父親の過度の愛情と期待、偏執的なほど家族を大事にする性格のために、成長するに従い息苦しくなっていき、遂には精神病院で埋もれてしまうのだった。しかし周囲の人たちの愛情によって安らぎを感じるようになるんですね。実在のピアニストの話で幼年期、少年期、精神を病んだ壮年期が圧倒的な迫力のピアノ演奏と供に描かれます。特にラフマニノフを汗だくになって演奏するシーンには眼がくぎ付け、息もできないくらいに画面に引き込まれます。ただ欲を言えばあと30分くらい長くして、父親の反対を押し切って行ったロンドンからの帰国後の話と結婚した人とのエピソードをもっともっと撮って欲しかったです。というかここが一番大事なんじゃないかな〜って気がします。ラストの演奏後のヘルフゴッドの涙にはこちらも思わず感動してしまいました。 |