レリック(97年米)

監:ピーター・ハイアムス
出:ペネロープ・アン・ミラー/トム・サイズモア

パニック+SF+ホラー+アクション、すべてをぶち込んでスタンウィストンの絶品のクリーチャーをトッピング、これだけ盛りだくさんなんだもの2時間、目一杯ドキドキしっぱなし。ただし、これはどうなったの?とかちょっとつじつまあわないよ〜とか思ってはいけませんよ〜(^^;)。アフリカの奥地から送られてきた標本に生物のDNAを変えてしまう物質が混入していたことから起こる恐怖の物語。その怪物が人間を次々に襲うんだけど食いちぎられた人間の造形がけっこうエグイです。ついにその姿を現したとき、博物館は逃げ惑う人々でパニックになるんだけど、これは怖い!人間が人間を踏みつぶし、我先にと逃げる様はまさに阿鼻叫喚の地獄絵。回転ドアには気をつけましょうね。しか〜し、ラスト、あの人がどこからともなく現れて言うあのセリフ、それはないよな〜、ぶち壊し。


誘拐(97年日)

監:大河原孝夫
出:渡哲也/永瀬正敏/柄本明

今年初めて日本映画観ました。予告編でそそられるものがないんだものしょうがないよね。でもこれは面白かったよ。母親なんかを連れてったらきっと喜ぶだろうね。僕はテレビ持ってないんで(ビンボーで買えないの(^^;))日本の俳優も新鮮に感じられるのはいいことかな。大企業の常務が誘拐され、犯人は身代金の受け渡しのテレビ中継を要求、その銀座での大規模、迫力のロケは一見の価値ありですよ。その中で犯人は身代金をまんまと手に入れてしまい、そこから地道な捜査が始まり意外な背後関係が浮かび上がってくる、というものでラストはほんとにあらま〜、びっくりですぅ〜。唯一の物証ってのはちょっといただけませんが...。渡、永瀬、柄本の熱演もグッドです。


八日目(96年ベルギー・仏)

監:ジャコ・バン・ドルマル
出:ダニエル・オートゥイユ/パスカル・デュケンヌ

あの大傑作「トト・ザ・ヒーロー」の監督、と聞いてすご〜く期待しすぎたのかな、ちょっと物足りなかったです。仕事第一で妻と子供に逃げられてしまった中年男のアリー。母親に逢いたいため施設を抜け出してしまったダウン症の青年ジョルジュ。その二人が偶然出会い、最初は心を閉ざしていたアリーはジョルジュの自由な心に打ち解け、家族への思いにも目覚めていき、ジョルジュも自立を学んでいく。ジョルジュの女性なら誰にでも求婚しちゃうのがほほ笑ましい。二人の息の合った自然な演技が映画を超えて胸に迫ってきます。


ライアーライアー(97年米)

監:トム・シャドヤック
出:ジム・キャリー/モーラ・タイニー/ジャスティン・クーパー

J・キャリーが正統派コメディアンしていて涙が出るくらい笑わせてくれます。天才的な嘘で数々の仕事をこなしてきた弁護士のフェレッチャー、息子の誕生日の約束まですっぽかしてしまう。傷心の息子の神様へのお願いが「パパが嘘をつけなくなりますよーに」その時から嘘をつけなくなってしまったフェレッチャーの周囲を巻き込んでの大騒動。寝た相手に正直に感想を言ってしまったり、上司におべっかも使えなくなってしまうんですよ。青いペンを赤と言えなくて身もだえするシーンは必見のおかしさ。大事な裁判でもそんな調子で大ピンチ!?。爆笑場面だけじゃなくて息子とのハートフルな触れ合いにもホロリときちゃいます。


ロスト・ハイウェイ(97年米)

監:デビット・リンチ
出:ビル・プルマン/パトリシア・アークエット/バルサザール・ゲティ

サックス・プレイヤーのフレッドは謎のメッセージを受け取ったり、彼の家の中の様子を撮影されたヴィデオが届けられたりする。そのうちに彼の周囲にはもっと奇妙な出来事が起こり始める。というようなストーリーらしきものはあるんだけど、思わせぶりな映像とダークな映像のオンパレード、前半後半真っ二つに分かれる理解不能の展開とD・リンチが好きな人以外にはけっこうツライものがあるんではないかな〜。とは言え、なになにこれはどうなったの?あの人はなに?などと頭がフル回転しているので退屈してる暇はないです。P・アークエットが銃で脅かされて服を脱ぐときの表情の変化は女の強さ、したたかさが感じられてすごいです。唯一の爆笑場面の峠でのカーチェイスがあまりのお馬鹿ノリで好き!


ミラクル・マスクマン恋の大変身(95年香港)

監:バリー・ウォン
出:チャウ・シンチー/ジジ・リョン/ン・マンタ

久々に香港の"オマヌケ爆笑なんでもありエンターテイメント映画"を観て満足ですぅ。
チャウ・シンチー演ずる大金持ちですご〜くヤな性格の男がヤクザと問題を起こして殺されてしまうがサイボーグとして復活、世界平和(?)のために日夜戦い、ほんとの恋も知るようになるという極めて真面目なストーリーを「600万ドルの男」「マスク」「パルプフィクション」など誰でもわかる映画をパロりつつナンセンスな笑いとアクションで飛ばして快調。



=僕のお気に入りの映画(^0^)

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