Cinema-Heisan
No.14


世界中がアイラブユー (96年米)

監・出:ウディ・アレン
出:ゴールディ・ホーン/ジュリア・ロバーツ/エドワード・ノートン

さすがW・アレン、みんな喋る喋る、おまけに歌までと、とても賑やかでミュージカルもどき(?)の楽しい作品です(僕はこの喋り過ぎがちょっと苦手だったりするんですが)。豪華出演人の歌のヘタウマかげんもほほ笑ましいです。ボブ&ステフィ夫妻4人の子供たちは、みんなお年ごろで恋の悩みもいっぱい。次女に一目ぼれされてしまう仮出所中のティム・ロスの危ない雰囲気には爆笑。そこにステフィの前夫が失恋したと泣き付いてきて混乱に拍車がかかる。W・アレンとJ・ロバーツの恋物語もハラハラしたり笑ったり。そしてG・ホーン、いや〜、ほんっとにいつまでもお若くてキュート。ラストでのワイヤーワークでアレンと踊り、歌うシーンは絶品!美しい〜、ここだけ何度でも観たいです。


東京日和 (97年日)

監・出:竹中直人
出:中山美穂/松たか子

写真家荒木経惟と陽子夫人の幸せな一時を静かに優しく綴った愛の物語。中山美穂が精神的にちょっと病んでいるはかなげな陽子夫人を自然に演じています。松たか子って眼鏡していても美人ですね〜。三浦友和は最初分からなかったな〜、かなりオデブでおじさんになっちゃっていたんですね。


ミミック (東京ファンタスティック映画祭にて)

監:ギジェルモ・デル・トーロ
出:ミラ・ソルヴィーノ/ジェレミー・ノーサム

NYに蔓延した子供を襲う死の伝染病の根絶のために遺伝子操作によって新たな生物を生み出し病原菌の媒介となっている虫を死に至らせることに成功する。しかし3年後、新たな恐怖が生まれることにもなるという、ホラーにSFで味付けしたような物語で恐怖、サスペンス、アクションが満載。ミラ・ソルヴィーノが泥まみれで熱演してますが、美人って薄汚れても絵になっちゃうんですね。終盤危機また危機で手に汗握りまくり。ミミックの造形がかなりエグイくてかっこいいです。多分来年早々に公開。


エコエコアザラクIII (東京ファンタスティック映画祭にて)

監:上野勝仁
出:佐伯日菜子/七海彩夏

なんか30分のテレビ番組を無理やり1時間半に延ばしましたって感じの映画。佐伯日菜子のファンやTVシリーズを好きな人だったらおもしろいと思うんでしょうね。お金もかかってなけりゃ工夫もないしな〜。ゾンビっぽい者たちもただのボロきれまとってるだけじゅあ悲しすぎる。..........これ以上書くと悪口ばかりになりそうなのでこれにて終わり。12月公開。


肉の蝋人形 (東京ファンタスティック映画祭にて)

監:セルジオ・スティバレッティ
出:ロベール・オッセン/ロミーナ・モンデロ

さすがイタリア産ホラー、恐怖とエロティシズムのてんこ盛り。と思ったんだけど恐怖の方がイマイチ盛り上がりに欠けるのが残念。美しいヒロインのロミーナが蝋人形製作機械にくくり付けられるシーンやSEXシーンはまったりしていて良かったんだけどね。有名な犯罪シーンを再現した蝋人形館で起こる恐怖の体験なんだけど肉の蝋人形ってもろネタばれの題名はなんとかならなかったものでしょうか。ラストの唐突さにはさすがのホラーファンの間からも失笑が漏れていました。12月6日より公開。


オーガズモ (東京ファンタスティック映画祭にて)

監・出:トレイ・パーカー
出:ダイアン・バッチャー/マイケル・ディーン・ジャコブス

「愛と平和とオルガズム」が合言葉で爆笑の嵐、拍手の嵐でおおうけ。ナンセンスの極致でここまでくれば芸術? ハリウッドでモルモン教の布教活動をしている超まじめ青年がひょんなことからポルノ男優になってしまう。悪をけ散らし女性をエクスタシーに導くオーガズム光線を武器にするキャプテン・オーガズモ、その映画は爆発的なヒットになってしまうが、彼より堅物の恋人がユタから出てきてさぁ大変。とアタフタしている間に映画から飛び出し、現実の世界でもキャプテン・オーガズモとして大活躍、BATMAN&ROBINのように相棒のチンぼうの苦悩があったり、日本のAV女優(?)も出てきたりと破天荒なストーリーで笑わせてくれます。映画館でこんなに笑ったのは「黒薔薇vs黒薔薇」以来かも。来年公開?


ハンガー (東京ファンタスティック映画祭にて)

監:トニー・スコット/ジェイク・スコット/ラッセル・マルケイ
出:バルサザール・ゲティ/カレン・ブラック/フィリップ・キャスノフ

アメリカのケーブルテレビ用の作品で22話のうちの3作品を上映。人間の心の闇にスポットを当てたSF、ホラーの要素を含めた不条理ドラマです。各30分と時間が短いんだからもうちょっとあっと驚くラストが欲しかったな〜。とは言ってもどれもテレビ作品とは思えないほど映像が凝っていたり、刺激的な場面があってびっくり。公開予定なし。ビデオ発売のみ?


ダブルタップ (東京ファンタスティック映画祭にて)

監:グレッグ・セイタンズ
出:ヘザー・ロックレア

女性捜査官を主人公にしたアクションものでハードな演技で魅せるヘザー・ロックレアがかっこいいです。くらいしか印象に残ってない(^^;)。


喝采の扉 (96年香港)

監:シュウ・ケイ
出:ジョセフィン・シャオ/アニタ・ユン

オーストラリア移住、娘の同性愛問題、劇団内の対立など様々な問題に悩んでいる京劇のベテラン女優サムの元に新人のユクション(アニタ・ユン可愛い〜)が現れる。そのユクションを心配してシンガポールから追ってきたボーイフレンドはサムの意外な過去を思い出させることになる。テーマとしては非常に重たいんだけどコメディーっぽく仕上げてあるので笑いあり、涙ありで気持ちが良く観れます。女性として、妻として、女優として葛藤、苦悩を感じながらも一所懸命に生きているサムには素直に共感。事業が失敗してがっくりきている夫に言います。「死ぬまで一緒よ」この言葉にすごくリアルなものを感じて感動。香港返還を目前にした人々の生活感、劇団員も生き生きと描かれています。


沈黙の断崖 (97年米)

監:フィーリックス・エンリケイス・アルカラ
出:スティーブン・セガール/レボン・ヘルム

沈黙シリーズとはなんの関係もないのにシリーズ完結編って宣伝しちゃうところが凄いよね。今作はお得意の鉄拳はもちろん大炸裂しますが、全体的には静かなアクション映画って感じで好きです。猛毒の産業廃棄物によって汚染された美しい渓谷のある田舎町を救うために活躍する環境保護調査官の話で、セガールはギターも披露するし、なんとラブシーン(と言えるかな?)まであるという大出血サービス。女性との約束はちゃんと守る、いいね〜、かっこいいよ、セガール師匠。


陰謀のセオリー (97年米)

監:リチャード・ドナー
出:メル・ギブソン/ジュリア・ロバーツ/パトリック・スチュワート

2大俳優共演と聞いて中味なさそうかなと思っていたのが大ハズレ、二転三転の驚きのサスペンス・アクション大作で大満足。世の中全て陰謀だらけという強迫観念に捕らわれているNYのタクシー運転手ジェリー、こいつはほんとに危ないヤツで常にブツブツ言ってるし、冷蔵庫の扉にまで鍵をかけている。おまけに司法省の弁護士アリスという女性にストーカーまでしているのだ。しかし、彼の書いた陰謀を暴いた記事が元でアリスとともに事件に巻き込まれていく。スリル、ユーモア、アクション、おまけにロマンスまでと盛りだくさんで大変お得。残念なところを強いてあげればジュリア・ロバーツの笑顔がほとんど見られなかったことくらい。スペースシャトルが発射されるたびに世界のどこかで大地震が発生してるってホント?


ロミーとミッシェルの場合 (97年米)

監:デビット・マーキン
出:ミラ・ソルビーノ・リサ・クードロー/ジャニール・ギャロファロ

こういう元気が出る映画って好き。ハイスクール時代ロミーとミッシェルは落ちこぼれ、十年ぶりの同窓会に出るために田舎へそろって出かけようとするが自慢できるものが何もない二人は実業家に化けることを思い付く。LAで同居している二人の暮らしぶりは自分たちで作ったカラフルな衣装で踊りに行ったりミッシェルは無職とお気楽な毎日。そんな二人が果たして田舎で注目を浴びることができるのか?その同窓会でのオバカなダンスシーンが最高で大笑い。ラストはキリギリスのような生活をしている人には特に胸にぐっと来ること確実。


エアフォース・ワン (97年米)

監:ウォルフガング・ペーターゼン
出:ハリソン・フォード/ゲイリー・オールドマン/グレン・クローズ

ムチャクチャ極悪、冷酷非道のテロリストにハイジャックされた大統領専用機を舞台に愛する妻、娘、側近たちを人質にとられた男のたった一人の死闘、と書くとまるでダイハードだけど決定的な違いは戦うのが大統領なんですね。やはり戦う大統領の活躍する「インディペンス・デイ」は荒唐無稽だけどこれは現実に起こりうるかも? そう思わせるのはハリソン・フォードの存在感と体当たりのアクション、端役の人にも気を配る人物造形、完ぺきなSFXが揃っているからでしょう。飛行機の爆発シーン、戦闘機同士の空中戦、機内でのアクション、全てが目の前に迫って来て大迫力。


=僕のお気に入りの映画(^0^)

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