| イベント・ホライゾン(97年米) 監:ポール・アンダーソン 出:ローレンス・フィッシュバーン/サム・ニール/キャサリン・クライン SFが主体の物語かと思っていたら巨大な宇宙船を舞台にした単なるホラー映画でした。21世紀、7年前に行方を絶ったイベント・ホライゾン号から発せられたSOS信号が海王星の付近でキャッチされる。救助に向かう船にはイベント・ホライゾン号の設計士ウェアー博士、船長のミラーなどが乗っているのだがその先には想像を絶する恐怖が待ち受けていた。到着してからは突然の大音響、たっぷりの血のり、なにかが出てきそうな映像など見事にホラーホラーしてます。ただ宇宙を舞台にしてるだけで中味は古典的なホラーなのであまり恐怖心、意外性がないのが残念。宇宙服を着けないで船から放り出されたら人間は破裂しちゃうのか?違うんですね、この場面はちゃんとリアルにつくってあるそうです。 |
| プライベート・パーツ(97年米) 監:ベティ・トーマス 出:ハワード・スターン/ロビン・クイバース/メアリー・マコーマック 愛と涙と挫折と栄光の笑激の自伝映画!アメリカでナンバーワン(?)のDJハワード・スターン本人が自身の役で出演。DJ仲間その他もろもろも本人役が大挙出演してます。 地方の売れないDJからNYで大成功を収めるまでなんだけど、誰が本人役でどれが本音か、それを考えながら観るとおかしさ倍増です。 いや〜、もうお下品パワー爆発のしゃべり、なにせラジオに女性のあの声を生で流すは、裸の中継をするはで大爆笑。それも朝の時間帯!さらにおかしいのがラジオ局のお偉いさん方の反応。大混乱の極みですね。ラストにラジオ局の人がハワードについて語っているんだけど涙が出るくらいにマジでおかしいの。そしてそして奥さんに対する一途な愛に感動するという大純愛物語でもあるのですよ。浮気の言い訳を映画でしてしまうってのもすごい! アタマを空っぽにしたい人、成功を夢見ている人、落ち込んでる人、そしてもちろんもとからオバカな人(これは私です)、必見ですよ〜。 |
| メン・イン・ブラック(97年米) 監:バリー・ソネンフェルド 出:トミー・リー・ジョーンズ/ウィル・スミス/リンダ・フィオレンティーノ トミー・リー・ジョーンズの顔のでかさ、しわの多さ、ウィル・スミスの顔の小さいこと、つるりんのお肌、この対象だけでも笑えるコンビが地球をエイリアンから守るために大活躍。と言ってもまた円盤が襲ってくるわけではなくてすでに地球には1500ものエイリアンが住み着いていて銀河系移民局に管理されており、あるトラブルのために地球が危なくなるんですね。ブラックスーツに身を包んだ主役の二人がかっこいい〜、と思ってるとオオボケかますんでメチャおかしいです。ゾンビ状のエイリアン、動物に化けたエイリアン、タコ似のエイリアンベビーなど可愛かったり、怖かったりと大挙出演して楽しいです。ひょっとしてこれは実話ってこともあるかもしれませんよ。 |
| NY検事局(97年米) 監:シドニー・ルメット 出:アンディ・ガルシア/リチャード・ドレイファス/レナ・オリン アンディ・ガルシアが検事補でありながら家族の問題で、公務と個人としての感情に揺れ動く役どころを感情豊かに演じていて、ハラハラしたり、時には涙を誘ったりと、感情移入しちゃいます。麻薬王逮捕時に瀕死の重症を負った刑事を父に持つ検事補ショーンは同情とマスコミ受けを狙った上司からその事件を担当させられる。その裁判はすんなりと勝つはずだったのだが辣腕弁護士ビゴタが出て来て警察の腐敗が表面に出てきてしまう。父にも疑惑の目が向けられているのを知って苦悩する彼はガチガチの正義派なんでよけいにつらいんですね。正義と真実、腐敗と責任感、みんなその価値観のなかで善かれと思ってベストを尽くしているだけにいろいろ考えさせられます。 |
| プレッシャー(97年米) 監:クレイグ・R・バクスレー 出:チャーリー・シーン/メア・ウィニンガム/デビット・アンドリュース こんなアブナイヤツが隣に住んでいたら怖いけど、それが現実になっちゃう可能性はどこにでも転がっています。自らの危険も省みないで多くの命を救う勇敢な消防士のライルは街の英雄。しかし真実は妻に逃げられたことが原因で不眠やイライラの極致で崩壊の一歩手前。うだるような暑さとガキどもの嬌声、悪さなどが原因でついにキレちゃいます。あの狂気の眼で見つめられたらおしっこちびっちゃいますよ。チャーリー・シーンにぴったりの役柄ですね。 |
| ★ブラッド&ワイン(96年米) 監:ボブ・ラフェルソン 出:ジャック・ニコルソン/スティーブン・ドーフ/ジェニファー・ロペス ジャック・ニコルソンとスティーブン・ドーフの男と男、欲望と憎しみの対決が大迫力。そこに妖しの魅力のジェニファー・ロペスがからんで先が全く読めないサスペンスが本作で、「アナコンダ」で惚れてしまったジェニファーに再び逢えて大満足というおまけもついてます。借金があろうが妻がいようがお構いなしの自由な生活を楽しんでいるワインディーラーのジェイソンは、金庫破りの名人ヴィクター(おっちゃん、すぐに暴力振るうなよ〜)と豪華なネックレスを盗みだすことに成功する。しかし、妻と息子が知らずにそのネックレスを持って家出をしたために事態は悪化、愛人をも巻き込んでの大騒動となっていく。ニコルソンなら若くて魅力的な愛人を持っていても納得してしまうよね(2〜3人いてもおかしくない)。そのニコルソンに負けない存在感があるのがスティーブン・ドーフで、これから要注目。次はスペース・トラッカーだ。 |
| ★タイタニック(97年米) 監:ジェームズ・キャメロン 出:レオナルド・ディカプリオ/ケイト・ウィンスレット/キャシー・ベイツ メロメロの大恋愛ものだったのでびっくりの3時間9分で、全然長さを感じさせない面白さ。冒頭のタイタニック号の沈没現場の映像からしてびっくり。この撮影のためにカメラ、照明などを開発してしまったそうです。恐るべし、完ぺき主義者のキャメロン監督。ノンフィクションの中に豪華に展開する貧乏画家のジャックと令嬢ローズの激しくも悲しい数日間の恋。泣けます。タイタニックで「ロミオとジュリエット」を描きたかったという監督の言葉が現実になっています。ジャックを演じたレオ、ローズのケイト、二人の情熱的な演技に酔いっぱなし。敵役の資産家ビリー(キャル・ホックリー)はほんとにやなやつ、大富豪夫人のモリー(キャシー・ベイツ)は面倒見のいいおばさん、タイタニック引き揚げ船の指揮官のビル・パクストンなど豪華配役も心に残ります。そしてもちろん最後の時は息を飲む大迫力、悲恋と相まって画面にくぎ付けです。CG、合成などふんだんに使われているらしいんだけど全く、わからないし、気にしている暇もなかったです。ラストのおばあちゃんの行動と夢と思い出に涙です。 |