| キッチン(97年日・香港) 監:イム・ホー 出:富田靖子/チャン・シウチョン/ロー・ガーイェン 吉本ばなな原作の同名小説を香港が映画化。富田靖子の可憐さ、ロー・ガーイェンの母性本能あふれる優しさ、そして香港のアイドルスターチャウ・シウチョンのお顔もたっぷり堪能できます。ってそんなに外見はかっこよくはないんだけどね(^^;)。愛する祖母を亡くし無力感に襲われたアギーに救いの手を差し伸べたのはルイと彼の母のエマ。彼らと一緒に暮らすうちにアギーは心を開いていき、また自立を考え始める。かっこいいことを言いながらも全然乳離れできていないのルイとエマのやりとりがおもしろいです。3人の幸せな生活がずっと続くかと思えたのにまた一人ひとりにならざるを得ない状況に追い込まれていくのが悲しい。離れてみてアギーを愛していることを知り彼女を探し求めるルイの姿は乳離れできてやっと男になれたようで頼もしい。 |
★ブラス(96年英) 監:マーク・ハーマン 出:ピート・ポスルスウェイト/ユアン・マクレガー/タラ・フィッツジェラルド ロストワールドにも出ていたピート・ポスルスウェイトって頑固一徹の親父がとっても似合っていい味出してますね。炭坑閉鎖の危機に揺れる町、炭坑夫の仲間達で結成された伝統あるブラスバンドが存続を危ぶまれながらも全英選手権の決勝大会を目指していた。失業の不安に音楽に身が入らない時にバンドの創設者の孫である女性グロリアが現れ、豊かな才能でメンバーを魅了するんだけど唯一の女性で美人ときているもんだからみんなの目の色が変わっちゃうんですね〜。で、途端にみんなやる気満々。笑っちゃいます。メッセージ色は強くないんだけど不安に駆られるメンバー達のエピソード、町の人々の表情などが胸を打ち、共感させられます。心が温まると同時に迫力もある音楽が見事に主役をはっています。 |
グリッド・ロック(96年米) 監・出:ボンディ・カーチス・ホール 出:ティム・ロス/テゥパック・シャクール 恋人がドラッグ中毒で生死の危機に!ということで突然ドラッグをやめると誓った2人の男が役所をたらい回しされたり、ギャングに命を狙われたりとさんざんな1日を体験することになる。T・ロスとテゥパックのボケとツッコミの絶妙なやりとりに爆笑。特に中年でドラッグ中毒のしょうむないヤツのT・ロスのあまりの情けなさには同情しちゃいます。テゥパックはかっこよくて存在感たっぷり、生きていれば人気者になったんじゃないかな〜、合掌。 |
ピース・メーカー(97年米) 監:ミミ・レダー 出:ジョージ・クルーニ/ニコール・キッドマン 戦争の悲惨さを訴えていながらもG・クルーニとN・キッドマンが捨て身のアクションで興奮させてくれるエンターテインメント大作。ロシアで列車事故が起こり積んでいた核弾頭10基のうち1基が爆発、残る9基が盗まれた。核兵器密輸対策チームのケリー博士と国防総省のでデヴォー大佐がその行方を追うこととなるんだけど理論派で女性の上司のケリー博士と実践派のデヴォー大佐のずれで笑わせて欲しかった気もします。不満なのはN・キッドマンの美しいお顔がゆっくり堪能できなかったこと。とは言え犯人の意外な目的がわかり街中での攻防戦のラストまで一気に突っ走るのは快感。 |
★ブレーキダウン(97年米) 監:ジョナサン・モストウ 出:カート・ラッセル/J・T・ウォルシュ/キャサリン・クインラン こ、怖いですぅ〜。身近な恐怖、だれにでも起こるかもしれない。荒野にたった1本走る道路上で車がトラブルを起こし、立ち往生するジェフ&エミー夫妻。携帯電話もつながらず走る車もほとんどない。そこに天の助け。巨大なトラックが現れ、街まで乗せていってくれるというのだ。ジェフは車を放置することにためらい、エミーだけを街まで行かせる。が、そのまま妻は行方不明となってしまった。妻を探し求めるジェフの不安、焦燥、心細さがこちらまで伝わってきます。そして後半では妻を助けようとする夫として激しいアクションを見せてくれるカート・ラッセルがかっこいい!どんな悪事を働いても顔の表情を変えそうもないJ・T・ウォルシュが不気味。ラストのカーアクションは大迫力。隣の人は思わずガッツポーズをしていました(^^;)。これが監督デビュー作となるジョナサン・モストウの今後に期待大ですね。 |