| ★グッド・ウィル・ハンティング(97年米) 監:ガス・バン・サント 出:マット・デイモン/ベン・アフレック/ロビン・ウィリアムス ウウ、もう涙ボロボロだぜぇ...。素直な気持ちになれるさわやかな青春映画の傑作。天才的な頭脳を持ちながら不幸な生い立ちから心を閉ざし自堕落な生活を送っている青年が主人公で、この青年役のマット・デイモンと友人役のベン・アフレックが脚本を書いたってんだからびっくり。物語は彼が人々との出会いや愛によって心を開くまでを描いているんだけど、その語り口がうまいんですよ。映画を観ているだけじゃなくてその中の言葉、思いが全部観ている自分に問い掛けてくるし、跳ね返ってくるんですね。単なるバカなつきあいだと思っていた友人の言葉にもグっときちゃう。こんなに真剣に意見してくれる友人がいる君は幸せだぞ〜。妻の死から立ち直れないでいる(!)セラピスト役のR.ウィリアムスと彼が影響しあいつつ心を通いあわせていく様は感動的。もう1回じっくり観てみたい。 |
| ナイスガイ(97年香港) 監:サモ・ハン・キンポー 出:ジャッキー・チェン/ミキ・リー 肉体のピークは過ぎたであろうにジャッキー、相変わらず過激なアクションで頑張ってます。でもすごいことやってるのにカメラアングル、演出などでそうは見えなくて全部サラリと流れちゃうんだよね。おまけに今回は今までのアクションの焼き直しってのが目立っちゃってるし、ストーリーもすっきりしないしで最高!と言えないのが残念。監督サモ・ハン自ら出演、自転車を使ってのアクションをぶちかましてくれて久々にスクリーンで観られたのは満足。次回はジャッキー自身の監督で、過激なアクションと大爆笑のギャグ満載の傑作を観てみたいな〜。 |
| シーズ・ソー・ラブリー(97年米・仏) 監:ニック・カサベテス 出:ショーン・ペン/ロビン・ライト・ペン/ジョン・トラボルタ ダメな男ほど愛しいってことですかね。エディとモーリーンはかなりキレた熱愛カップル。モーリーンにはお腹に赤ちゃんができたというのにエディは3日も家を空けちゃってその間に彼女は隣人に暴行されちゃうんですよ。それを知ったエディは銃を手に暴れ回って精神病院に収容されちゃうんですね。この辺かなりマジで怖いです。銃を手にしたキレた男ってのは手がつけられないですよ。それで10年も病院に入ったまま。彼女は1回も面会にも行かず、ジョーイという裕福な男と幸せな結婚生活を送っていたんだけど、エディが退院の日私は彼をまだ愛しているのって告白しちゃうんですよ。そりゃ、ないじゃ〜ん。で、この3人と子供まで巻き込んでのドタバタになるんだけど、ラストもそりゃないじゃ〜ん。僕には理解不可能、あんたたちほんとにそれでいいんかいって聞きたくなっちゃう。 |
| タッチ(96年米) 監:ポール・シュレーダー 出:スキート・ウーリッチ/ブリジット・フォンダ/クリストファー・ウォーケン 人に触れるだけでその病を治してしまう不思議な力を持ったちょっと美形で影のある青年を演じているのが今が旬のS.ウーリッチ。かっこいいし演技力もあるし今後人気者ですね。その彼の力を詐欺師のビルに知られてしまいマスコミに追われることになる。でも彼の秘密を知ろうと接近したリンという女性と愛し合うようになると不思議な力は消えてしまうんですよ。テレビ出演は決まってるし、トラブルにも巻き込まれるしでちょっと困ったことになっちゃう。この力を大仰に騒いだりしないで淡々と見せたりしちゃってるんでほんとにあるかも知れないと自然に思っちゃう。なぜか憎めない詐欺師にC.ウォーケン、恋人にB.フォンダ、TV司会者にジーナ・ガーション、ジャニー・ガラファロと豪華出演者にびっくり。 |
| ★四月物語(98年日) 監:岩井俊二 出:松たか子/田辺誠一/加藤和彦 予告編では画面がチラチラ切り替わって見づらくストーリーもなくてつまらなそうと思ったけど観てよかった〜。丁寧に撮られているし音が抜群にいいのね。特に古い映画のところなんか音と映像が凝ってるな〜って感じ。大学入学を機に東京で独り暮らしを始めた女性の日常を追ったものなんだけどそういう境遇があったなと懐かしめる人には泣きが入ってしまうかもしれない。もちろん主演の松たか子が抜群にいい。よく言えばおっとり、悪く言えばトロくてダサい。こんな子いるよね。でもこういう子って夏休みを境にガラっと変わったりして周りをびっくりさせちゃうんだよね。こういう自主映画っぽい作りのものって下手すると見事にコケるけど、さすが岩井俊二、うまい!上映時間が1時間ちょっとと短めだけどドキドキ感、幸福感が最後まで持続して満足。 |