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てなもんや商社(98年日本) 監:本木克英 中国との経済交流が盛んになりはじめた87年のお話。美大7年生のひかりは22社めでやっと中国相手の商社に採用される。結婚までの腰かけのつもりでお気楽なはずだったのに会社は戦場だった!? 中国から届く商品がもう欠陥だらけで笑っちゃうよ。ハチ入りのハチ蜜、開かない傘、袖がつながっているTシャツ等々(これ全部実際にあったそうです)。王課長とともに中国の衣料品工場相手に大奮戦、おまけに現地への出張を命じられちゃうんですね。戸惑いつつも仕事に目覚めていく姿を自然でユーモラスに演じているひかり役の小林聡美がいいんですよ。渡辺謙演じる王課長がかっこいい〜! こんな上司だったらおきまりの恋愛騒動や人情話があってもおかしくないんだけど全くなし、あくまでもカラッと笑い飛ばしていて快調。でも2週間興業ってのはちょっと寂しいね。 |
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★ガタカ(97年米) 監・脚:アンドリュー・ニコル SFXや派手なアクションシーンに大金を投じなくても心に残るSF映画が出来るんだな〜と実感。優秀な遺伝子をデザインされて生まれた者だけが社会のエリートになれる近未来、自然のままで生まれた(劣勢の遺伝子を持った)ビンセントは宇宙に飛び立つことを夢見て、その社会システムの抜け穴を探し、成功一歩手前まで行くのだが、ある事件が彼を危機に陥れる。主演の3人E・ホーク、U・サーマン、J・ロウがゾクゾクするほどの美形揃いで、冷たい感じのする未来都市にぴったり。罪を犯してまでも夢を追うビンセントと自分の欠陥を認めその中で精いっぱい生きているアイリーンとの切ない恋、自分の身体の組織をビンセントに提供するジェロームの苦悩、兄と弟の確執などどれも複雑で繊細で胸打たれます。 |
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★ナッシング・トゥー・ルーズ(97年米) 監・脚:スティーブ・オーデカーク 去年の大みそかに映画祭で観たんだけれども2度目でも涙が出るほど笑っちゃいました(感想はNo.16)。でもたったの2週間興業。う〜ん、大物俳優もアイドルも出てないとはいえ、もうちょっと宣伝に力を入れればそれなりにヒットしそうな気がするんだけどな〜。 |
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ビヨンド・サイレンス(96年独) 監:カロリーヌ・リンク 音のない世界にすむろうの両親の元から羽ばたき、音楽家への道を歩み始める娘の物語なんだけど、前半の少女時代が圧倒的にいいんですよ。両親のために通訳をしたり、母親に自転車を教えたりと仲の良いとても賑やかな家族の様子が観ていて気持ちいい。この少女期のララを演じるT・トゥリープがうまい!可愛いくてけなげで、存在感たっぷり。で、クラリネットを習い始めたころから父親とうまくいかなくなってきちゃうんですね。18才になったララがベルリンへ行くあたりから話が急につまんなくなっちゃうのが残念。でも成長したらきっとこんなふうだろうなというくらい18才のララ役のS・テステューが雰囲気ぴったり。きっと父親って娘が手の届かないところへ行っちゃうのが怖いんでしょうね。でも耳が聞こえないのをいいことにボーイフレンドとリビングでSEXしちゃいけません。そりゃ、誰だって激怒するよね。 |
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ラスト・サマー(97年米) う〜ん、期待してたんだけどな〜。緊張感のないサスペンス・ホラーってちょっと悲しい。脚本があの傑作「スクリーム」の人だもん、そりゃ期待するよね。高校最後の夏、ドライブに出かけた4人が誰かを轢いてしまう。彼らはそれを海に沈め4人だけの秘密にするが1年後「I Know what you did last summer」という脅迫状が届く。というとなんか面白そうでしょ。けどね〜.......。でも救いはヒロインのジェニファーが可愛いこと。特に前半まだ能天気に笑っている彼女がいいです。それと夜の海辺のシーンが鮮明なのに驚いたけど、今ってあれがあたりまえなのかしら? |
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★ウワサの真相ワグ・ザ・ドッグ(97年米) 監:バリー・レビンソン いや〜、これおもろいです。再選挙間近の大統領のセックススキャンダルから国民の目を反らすために戦争の情報をでっちあげ、そのために右往左往する人々を描くブラック・コメディ。大統領の謎の側近コンラッド(デ・ニーロ)と自意識過剰の映画製作者のスタンリー(D・ホフマン)の軽妙なやりとりが楽しくてクスクス笑い。この偽の戦争のためのキャンペーンソング「アメリカン・ドリーム」が傑作で、あの「We are the world」そっくりで大爆笑。ここでマイケル・ジャクソンやシンディー・ローパーが出てきたら完ぺきだったのになぁ〜。戦場に見捨てられた兵士という役をもらった男の役のウディ・ハレルソンが出番はちょっとしかないんだけどキレまくって最高!完ぺきに笑わせてくれます。ま、ここまでの情報操作はやらないとしても現実でも似たようなことはありそう。ピンポイント攻撃だって模型を使って撮影してるかもとコンラッドが言ってたしな〜。 |
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★ブルース・ブラザース2000(98年米) 監・脚:ジョン・ランディス なんと18年ぶりの続編!そしてもっと驚くことにD・エイクロイドがあの当時と同じ体形なんですよ。ここ最近洋梨型オデブの典型だったのにすごい減量だったんだろうな。ジョン・ベルーシがいないのは寂しいけどなんとか数でカバーしてます。これは音楽のためにストーリーを考えました、ってな感じで聴く映画(?)、ライブ感覚の映画ですね。だから細かいことはゴチャゴチャ考えないでオバカなギャグと豪華でゴキゲンな音楽にひたすら身を任せていれば幸せで天に昇っちゃうでしょう。 |
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グラス・ハープ(96年米) 監:チャールズ・マッソー E・ファーロング、相変わらず暗い目をしてますね。若いけれども能天気な役は全く似合いそうもないですよね。トルーマン・カポーティの自伝的作品が原作で、残念ながらまだ読んだことないので本屋へ行ったら探さねば....。両親を相次いで失い、遠縁の独身姉妹と暮らすことになった少年コリン。仕事は出来るけれども気難しい妹ヴェレーナ、いつも夢見がちな心優しい姉ドリー。最初は心を閉ざしていた少年だけどドリーに淡い恋心を抱いて打ち解けていくんですよ。多感な少年とロマンティックな中年女性との交流がセンチメンタルに描かれていて好感が持てます。ある事件がきっかけで木の家に暮らすことになってしまったコリンとドリーに共感し、仲間になる人と反発し排除しようとする人との間で悲しい出来事が起こってしまうんだけど、それを乗り越えみんなが愛することを知る、なんていいじゃない。根が単純だからこういうのって好きです。 |