Cinema Hei-san No.24

ツインタウン(97年・英)

監・脚:ケヴィン・アレン
脚:ポール・ダントン
出:リス・エヴァンス/リル・エヴァンス/ダグレイ・スコット

いや、すごい映画です。なにがすごいって、FUCKという言葉の多さ。一つのセリフに必ず2〜3回はその言葉が出てくるんですよ。ということからも分かるように物語の方もお下品パワー炸裂。観る前は軽快なブラック・コメディーかと思っていたのにな。ん〜、これ好きじゃないです。双子のワルガキ(と言っても20才くらい?)とちんぴらな大人たちの復讐合戦なんだけど、その手段が陰湿すぎるんですよ。女性におしっこひっかける、犬の首を届ける、犬小屋に放火する、なんかイヤな気分で映画館を後にしたのでした。


孤独の絆(96年・米)

監・脚:バディ・ジョビナッツォ
出:ティム・ロス/ジェームズ・ルッソ/デボラ・カラ・アンガー

大作には出ないけどティム・ロスってけっこういろんな映画に出ていて、どれも印象に残るいい役やってるよね。で、今回は人が良すぎるために刑務所に入ってしまった男。出所してきたけれど唯一頼れる兄は結婚していて、義姉には疎んじられるし、かつての恋人ももう結婚している。ひょっとしたら刑務所の中よりも孤独感を感じてるみたいで切ないです。それでも彼の純粋な優しい心に義姉も心を通わせていくんですね。これジーンときちゃいます。このまま幸せになって欲しいな〜と思っていると兄のトラブルでヤバイことになっちゃうんですよ。家族の絆、兄弟愛、夫婦愛の難しさ、それが貧困の中で余計にもつれちゃうんですね。映画のその後のストーリーを考えると泣けてきちゃいます。


ドライ・クリーニング(97年・仏/スペイン)

監・脚:アンヌ・フォンテーヌ
脚:ジル・トーラン
出:ミウ・ミウ/シャルル・ベルリング/スタニラス・メラール

宣伝にあった“官能サスペンス”って言葉を期待したら肩透かしを食うこと確実。平穏な生活を送るクリーニング屋の夫婦のちょっとした冒険を淡々と追っていきます。バーで女装ショーをしている美青年ロイックと知りあったことから夫婦の間にさざ波が立ち始める。ロイックは孤児院で育ち家族の愛を知らない。クリーニング屋へ住み込みで働いて家庭の暖かさに触れるがちょっと美青年すぎたし両刀使いってのもまずかった。そのおかげで悲劇が突然訪れる。ラストで夫婦が堅い表情をしてひたすら歩いているんだけど、どこへ、何をしにってのが大きな疑問のままで、なんかキモチ悪いですぅ〜。ロイックがぴったりしたジーパンを素肌にはく場面では大丈夫?といらぬ心配をしてしまった。


ディープインパクト(98年・米)

監:ミミ・レダー
脚:マイケル・トルキン他
出:ロバート・デュパル/ティア・レオーニ/イライジャ・ウッド

予告編で見せすぎるってのはよくないよね。ニューヨークが津波に呑まれる場面は本編で初めて見てアッと驚きたかったな〜。特撮がメインかと思っていたらけっこうサラリと流してるのね。それでも彗星での活動は緊迫感あふれるものだし山の間を海が襲ってくる場面はすごかったよ。それに人間ドラマが大感動ってほどでもなくて(ちょっとグッときますが)なんか大味ってのが正直な感想。あと1年で地球が滅亡するってわかったらもっとひどいことが起こって人類全体大パニックだよね。これはニ十話くらいのテレビシリーズにしてじっくりと描いたら“日本沈没”のテレビ版みたいに毎回泣けますってのになったかも。あ〜、五木ひろしの主題歌が聞こえてきそう。それからイライジャ・ウッドってほんとにきれいで整ったお顔してますね〜。


追跡者(98年・米)
監:スチュアート・ベアード
脚:ジョン・ボーグ
出:トミー・リー・ジョーンズ/ウェズリー・スナイプス/ロバート・ダウニー・ジュニア

全然期待してなかったのにびっくり、面白いじゃないですか。ハリソン・フォード主演の逃亡者の番外編ってことかな。どこまでも追いかけます!のジェラード連邦保安官(トミー・リー・ジョーンズ)が主役、逃げるのがシェリダンことウェズリー・スナイプスね。前回は列車事故で逃亡、今回は飛行機事故、次回は? まっ、そんなこんなで無実を主張しながら逃げるわけだけど、けっこうハラハラドキドキ。でもターザンごっこしながら逃げるとこはすごいです。そりゃ、いくらなんでも死んじゃうよ〜っ。これシリーズ化してくれたらまた観に行きたいな。


スフィア(98年・米)

監:バリー・レビンソン
脚:スティーブン・ハウザー他
出:ダスティン・ホフマン/シャロン・ストーン/サミュエル・L・ジャクソン

これも観る前につまらないと脅かされていたんですが.....、僕は楽しめましたよ。SFなんだからもうちょっと派手な場面が欲しかったな〜って、気はするけどね。巨大イカぐらいちゃんと見せてくれよ〜。セリフだけでがっかりじゃん。300年前から深海に沈んでいる宇宙船の捜査を命じられた科学者達の想像もできないような恐怖体験がリアルに描かれています。水中の映像がとっても美しく、クラゲの大群なんか幻想的で息を飲むほど。そしてシャロン・ストーンがムチャクチャかっこいいねん。短い髪でちょっと男勝りの科学者、これほど似合うとは思いませんでした。


シューティング・フィッシュ(97年・米)

監・脚:ステファン・シュワルツ
脚:リチャード・ホルムズ
出:ダン・フッターマン/スチュアート・タウンゼント/ケイト・ベッキンセール

サギで荒稼ぎしている男の子2人にかかわりを持ったために自らもトラブルに巻き込まれちゃう女の子、ジョージー。この娘が可愛いんですよ。笑顔がいいのね。自分でもサギを働こうと大バクチを打つんだけど見事に外れちゃうとこがおかしい。男の子達もサギをしているけれどもなんとなく可愛くて憎めないんですよ。詐欺と言っても被害者を不幸のどん底に落とすようなものではないしね。テクノオタクのジェズの恋の行方が興味津々。口八丁で女たらしのディランはジョージーをモノにできるのか?気乗りがしない結婚を間近に控えているジョージーはどうするのか?この3人の夢いっぱいの青春を描いたライト・コメディーでどこまでも明るい展開、音楽で、ハッピーな気分になれること確実。


=僕のお気に入りの映画(^0^)

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