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★ボクサー(97年・米) 監・脚:ジム・シェリダン 北アイルランドを舞台に政治色を背景にしながらも切なく熱い大人のラブ・ストーリーが胸を打ちます。元IRAの闘志ダニーが14年ぶりに出所。すでに組織を脱退して裏切り者として危険な身なのに故郷ベルファストへ戻り、ボクサーとして再起をかける。そこで昔の恋人と再会するんだけど彼女は今や、親友の妻、夫はIRAの闘志として服役中、その上、組織の幹部の娘なんですね。障害が多ければ多いほど燃えるのは恋ですがここまでがんじがらめだともうお手上げ。ダニーのもどかしさ、苦悩が痛いほど描かれます。その恋と平行して描かれるボクシング場面がすごい!この役のために3年もトレーニングしたということで試合のシーンはリアルそのもの。密度が濃いのでビデオが出たらもう1回じっくり観たいですね。 |
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★ライアー(97年・米) 監・脚:ジョナサン・ヘイト/ジョシュ・ヘイト ヘイト兄弟ってずる〜い、もう1回観たくなっちゃうじゃないですか〜。ストーリー、映像が虚々実々、なにがほんとなのか? 誰が嘘を言っているのか? 娼婦の惨殺死体が発見され容疑者はウェイランドという富豪の若者。二人の刑事が彼をうそ発見器にかけるんだけど、巧みな話術、奇病で彼らを翻弄。逆に刑事達の弱みを握って逆襲してくるんですよ。この主役3人と娼婦役のレネー・ゼルウィガーの緊迫感あふれる演技、巧妙な映像の罠で第一級のサスペンスに仕上がってます。特に後半の展開にはびっくりです。 |
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コレクター(97年・米) 監:ゲーリー・フレダー 心理犯罪学の専門家の刑事クロスが猟奇的な凶悪犯を追いつめるために活躍するサイコ・サスペンス。クールで知的な正義感のある刑事役のM・フリーマンがアクションしてるんでちょっとびっくり。8人の女子大生が連続して誘拐され3人が死体で発見される。残りの5人の中にはクロスの姪もいることから事件を担当することになるんだけど、光と影、神秘的なムードでじわじわと恐怖が迫ってきます。ただ、犯人があの人ってのはちょっと安易? |
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★普通じゃない(97年・米) 監:ダニー・ボイル ここまでハチャメチャだとは思いませんでした。楽しい、楽しい、大笑いです。掃除ロボットの登場で首になったロバート、社長室に抗議に行くとその場の勢いで部屋にいた社長の娘セリーンを誘拐してしまう。このロバートがお人好しですっとぼけていておかしいんですよ。誘拐したものの次はどうするかってのをセリーンに教えてもらったり、脅迫電話なのに間違い電話しちゃったり。この二人のコンビだけでも笑えるのに、なんとそこに二人を恋仲にしようと天使の凸凹コンビが登場してもう大騒ぎ! まるでゾンビとテロリストを合体したかのようなH・ハンターと心優しきD・リンドの天使は常識を超越してます。 |
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ゴジラ(98年・米) 監・脚:ローランド・エメリッヒ 冒頭、日本人船員が有名なゴジラと間違えてしまったことから“ゴッズィラー”と呼ばれてしまうことになった巨大イグアナがNYに上陸して大騒動になるんだけど、出来の悪い「ジュラシック・パート3」って感じですね。「エイアリアン5」「グレムリン3」かと思ったって人もいました。巨大イグアナのしっぽがビルをかすめて少しだけ崩れるシーンなんかかっこいいんだけど走り回ってるだけで全然破壊しないんですよ。ビルを壊すのは米軍のへっぽこ弾のみっていうのは物足りないぞ。時速480kmの割には延々とタクシーを追っかけ回してるのも興ざめだしぃ〜。ストーリーが面白ければまだ救いはあるんだけどこっちもへっぽこ。タトプロスの元恋人の女性リポーターがイグアナに踏みつぶされてくれれば少しは盛り上がったかも知れないのに。あんなエゴ丸出しの女性を7年も想い続けて、なおかつ裏切られても簡単に許しちゃうとは、タトプロスも情けないな〜。ということでジャン・レノのファンの人、「ジュラシック・パーク」を、まだ見てない人にはお勧めしてもいいかも。 |
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★レインメーカー(97年・米) 監・脚:フランシス・フォード・コッポラ グッド・ウィル・ハンティングで大注目のM・デイモン(といっても撮影はこっちの方が先)主演の法廷ドラマで、ロミオ&ジュリエットのC・デーンズも出ているし、監督・脚本がコッポラ、原作がジョン・グリシャムとくれば面白くないはずがない!というわけで期待していたとおりで大満足。右も左も分からない、学校を出たての若き弁護士ルーディが愛と情熱で頑張る姿には感動です。彼が守るのは大手保険会社から支払いを拒否された貧しい家庭の白血病の青年、夫の暴力におびえ離婚もできない女性。これがC・デーンズなので僕だって守ってあげたいと思っちゃうよね。新米ゆえに法廷では悪戦苦闘、ハラハラしちゃって、頑張れ!と心の中で叫んじゃいました。J・ボイドの笑っちゃうほどの悪らつ弁護士、弁護士試験に落ち続けるけども頼りになるダニー・デビートなども大活躍。あとびっくりしたのがミッキー・ローク、今までと全く違った印象なので最後まで分かりませんでした。 |
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ジャッカル(97年・米) 監:マイケル・ケイトン=ジョーンズ 最悪、という噂を聞いていたのが逆に良かったのかとっても楽しめました。ロシア情報局とFBIの手入れで弟を殺されたマフィアのボスは謎の暗殺者ジャッカルに復讐を依頼、それを察知したFBIは彼のことを唯一知っている獄中の元IRAの闘志デクランに協力を要請。R・ギアって今まで静かなイメージだったんだけどこのデクラン役ではアクションバリバリで身のこなしも軽いんでちょっとびっくり。対してジャッカルはハイテクと変装でFBIを翻弄するんだけど、お腹でっぷりで赤ら顔の田舎おやじが妙にしっくりしていて爆笑。このジャッカル、ゲイでおまけにSの気もあるみたいで殺し方が結構ネチっこいのね。ま、それで自ら墓穴を掘ることになるんだけどもね。ラストの対決はちょっとお間抜け、かな。 |