Cinema Hei-san No.33(1月11日号)

ドクター・ドリトル(98年米)

監:ベティ・トーマス
脚:ナット・モールディン他
出:エディ・マーフィ/オシー・デイビス/オリバー・プラット

動物とお話ができるドリトル先生大活躍。で、彼を演じるのがエディ・マーフィ。ということで爆笑の連続。おまけにちょっとホロっときたりして楽しい、楽しい。家族そろって安心して楽しめる映画ですね。子供のころの動物と話せる能力が再び出現したドリトルの元に診療して欲しい動物達が押し掛けてくるんだけどもうメチャクチャ。自殺したいトラ、お腹をこわしたドブネズミ等々、動物だっていろいろ大変なのよ。芸達者な彼らにエディも押され気味、ほんとにしゃべってるし〜。家族の問題、勤め先の病院の合併騒ぎも絡んできて果たしてドリトル先生どうなりますか。うちの娘達(フェレット)の話を聞いてみたい気もするけど「あんたなんか嫌い!」って言われそうでちょっと怖いな〜。


スモール・ソルジャーズ(97年米)

監:ジョー・ダンテ
脚:ギャビン・スコット他
出:グレゴリー・スミス/キルスティン・ダンスト

昔GIジョーという人形を持っててそのリアルな作りに夢中になって、今にも動きそうと思ってたけど、この映画ではほんとに動いて人間を襲っちゃうんですよ。アラン少年が手に入れたのは軍事用コンピュータチップを内蔵された発売前のアクション・フィギア。自らの意志で動き出した彼ら精鋭部隊はモンスターフィギアを倒すために活動を始めるが人間までも巻き込んでの大騒動を繰り広げてしまう。この人形達の動きの本物度はすごい!CGを見慣れていても不思議度100%。コマンドー達の戦争ごっこが真剣なだけに大爆笑し、モンスター達の顔に似合わない純情度に胸キュン。なんだけど「グレムリン」のジョー・ダンテとしてはハチャメチャ度が足りなかったかな〜。


イン&アウト(97年米)

監:フランク・オズ
脚:ポール・ラドニック
出:ケビン・クライン/ジョーン・キューザック/マット・ディロン

あの大傑作ミュージカルコメディーの「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」を監督したフランク・オズの作品ということで120%の期待度。だったんだけど、なんかモヤモヤ。まじめな教師ハワードの教え子がオスカーにノミネートされ、発表の中継の時になんと「先生はゲイ」と宣言しちゃうんですよ。ナゼ君は唐突にそれを言う?と大疑問。身に覚えのないハワードは必死に否定するんだけどマスコミをも巻き込んでの大騒動に発展。でもゲイぐらいでそんなに騒ぐか〜?と2大疑問を感じてしまってモヤモヤということですね。でもホモ疑惑を必死に否定する様がムチャ面白いし、彼との結婚に命を懸けている婚約者のヒステリーが切実すぎておかしい。ラストの結婚式もホロリとする。というおもしろつまんない不思議な映画でした。


ラッシュアワー(98年米)

監:ブレット・ラトナー
出:ジャッキー・チェン/クリス・タッカー

中国領事の娘が誘拐され、ロサンゼルス警察の落ちこぼれ刑事のカーターと香港警察のリーが手を組んで大騒動を繰り広げながら事件を解決するという単純明快なストーリーがジャッキーとクリスのコンビにぴったりはまってハラハラドキドキ大爆笑。クリスのマシンガントークと目玉の大きさは見事ですね。目を見開くと落ちちゃいそう。ジャッキーのケリも炸裂、小技のアクションも満載。ということでおもしろいぃ〜.....んだけど昔からのジャッキーのファンとしてはちょっと物足りないかな。香港時代のムチャクチャなアクションと過激な笑いが好きだな〜。主役と言ってもコンビだから半分だしね。(1月23日公開予定)


交渉人(98年米)

監:F・ゲイリー・グレイ
脚:ジェイムス・デ・モナコ/ケビン・フォックス
出:サミュエル・L・ジャクソン/ケビン・スペイシー/J・T・ウォルシュ

去年の春ごろから予告編やってたけどやっと観ることができました〜。期待通りの面白さ。シカゴ警察No.1の人質交渉人のローマンが、同僚の殺人と横領の疑惑をかけられてしまう。無実を訴える彼が最後に取った手段は自ら人質をとることだった。そして彼との交渉に指名されたセイビアンとの手に汗握る駆け引きが始まる。この二人がサミュエル・L・ジャクソンとケビン・スペイシーで、ほんとに火花が散っているような演技で、セリフが多いにもかかわらずスリルいっぱい。おまけにアクションシーンもハラハラ、あっと驚くラストまで一時も目が放せません。これが遺作となったJ・T・ウォルシュに合掌。印象的な悪役が多かったな〜。(公開は春?)


スネーク・アイズ(98年米)

監:ブライアン・デ・パルマ
脚:デビット・コープ
出:ニコラス・ケイジ/ゲイリー・シニーズ

誰が何と言おうとデ・パルマが好き!今回もやってくれました。冒頭10分以上のワンカット・連続撮影。ニコラス・ケイジを執拗なまでにカメラが追うんだけど、彼のテンションも高くて異常な緊張感あふれるオープニングであっという間に映画に引き込まれます。このカメラ、場所だけじゃなくて時空までも飛び越えてしまって正に縦横無尽であぜん。ボクシングの試合中に国防長官が暗殺される。試合を観戦していた地元の刑事リックは捜査を始めるが巨大な陰謀に巻き込まれてしまう。最初は金にきたないダーティーなやつだったのに、次第に切ない表情を見せるようになるのね。ニコラスうまい! 魅力全開! 長〜いエンド・クレジットの最後にあるものが出てくるんだけどこれが最後のミステリーなんだって。僕は全然気がつかなかった。う〜ん、もう1回観るか。(公開は春?)


マイ・フレンド・メモリー(98年米)

監:ピーター・チェルソム
脚:チャールズ・リーベット
出:エルデン・ヘンソン/キーラン・カルキン/シャロン・ストーン

お涙ちょうだいの子供の難病物語、と思っていたら大間違い。さわやかな感動でいっぱい。なぜかって言うと死に行く者の物語ではなく勇気と友情と冒険があふれているから。大きすぎる体と学習障害ゆえにいじめられているマックスの隣に越してきたのは難病を抱えるケビンとその母親。ケビンはマックスに想像することの楽しさを教え、マックスはケビンの足となり、2人は離れられない存在となる。2人が自信を持って行く様子が楽しくて、哀しくて、感動的です。難病を抱えた息子を持つ母親を気丈に演じたシャロン・ストーンがいい味出して素敵です。いつまでもセクシー女優ってわけにはいかないもんね。観客の95%が若いカップルでちょっと浮いてしまった私です。


ロスト・イン・スペース(98年米)

監:スティーブン・ホプキンス
脚:アキバ・ゴールズマン
出:ウィリアム・ハート/ゲイリー・オールドマン/ミミ・ロジャース

昔のテレビシリーズを好きな人はどう思うのか分からないけど、SFX、CGの完成度の高さ、家族のドラマが泣かせる、と迫力のスペースアドベンチャーで満足。それにウィリアム・ハートがSFに出るってのも驚きだしね。けど僕が一番気に入ったのは思春期で反抗期で微妙な乙女心の次女ペニーを演じる映画初出演のレイシー・シャベール。思わずロリコン心がムクムク。父親に無視されて泣きベソかいちゃったり、弟をからかったり、宇宙猿と戯れたり。イヤ〜、彼女が画面に映っているだけで大満足。


★=僕のお気に入りの映画(^0^)

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