Cinema Hei-san No.34(2月1日号)

T-REX(98年米)

監:ブレット・レナード
脚:アンドリュー・ギリス/ジニー・ローゼンバーグ
出:ピーター・ホートン/リズ・スタウバー/カリ・コールマン

すごいすごい、ホントに飛び出す〜。IMAXのあのバカでかいスクリーンをT-REXが闊歩するんですね〜(シアワセ〜)。冒頭での発掘シーンではこちらも一緒に暑い砂漠にいるような気がしてきちゃいます。がけから岩が落ちてきたときには思わず身体が反応(ビックリ!)。恐竜研究に熱心な少女アリーが博物館でタイムスリップして白亜紀をさまようというお話し。ただ恐竜大好きな私にはちょっと物足りないかな。だって手を差し出せば触れそうな超リアルな恐竜達、出番が全部合わせても1分ぐらいしかないのよ〜。


ラスト・ゲーム(98年米)

監・脚:スパイク・リー
出:デンゼル・ワシントン/レイ・アレン/ミラ・ジョボビッチ

高校バスケットボール界のスター選手となっている息子、殺人犯として服役中の父親、その二人の絆の再生物語。父親のデンゼルのアフロヘアーがなんとも似合わなくてちょっと笑えます。高校卒業後の進路で悩むレイにお金をエサにいろんな人が群がってきたり信じている人にも裏切られたりで幸せなのかそうじゃないのか。そんなとき父親が不意に現れ、さらに混乱してしまう。レイは実際にプロの選手、デンゼルも昔バスケをやっていたということで二人がプレイする場面は物語と相まって感動を誘います。半分のハッピーエンドっていうのも切ないです、と思っていたらラストシーンでいきなりファンタジーするんでびっくり。「奇跡の海」のあの巨大な××を思い出してしまいちょっと興ざめ。「フィフス・エレメント」で惚れてしまったミラ・ジョボビッチが出ていたんだけど途中まで分かりませんでした〜。あの映画だからこそ輝いていたのかな。


のど自慢(98年日本)

監・脚:井筒和幸
脚:阿倍照男
出:室井滋/大友康平/尾藤イサオ/伊藤歩/竹中直人

子供のころはこの番組が大嫌いでね〜。親は好きだから毎週見るわけですよ。そうすると僕は逃げ出す...。
けどこの映画はとっても面白かったです。さっぱり売れない演歌歌手赤城麗子がのど自慢に素人として出るという話を中心にして、その他の人たちのエピソードがバランスよく配置されていて、笑ったりちょっとホロッとしたりしちゃって観終わった後さわやか〜って感じです。なにをやってもうまくいかない40才の大友康平の演技がとってもうまくて感心しちゃいました。「人生はファイトとガッツ、この二つだけなんだよ」(ちょっと違ったかも?)なんて普段でもいいそうで笑っちゃいました。室井滋って歌うまいんですね〜。早くもPart2の予告が流れていましたが今度はハワイ巡業だって。う〜ん、あまり面白くなさそう...なんて観る前に言っちゃいけませんね。


6デイズ/7ナイツ(98年米)

監:アイバン・ライトマン
脚:マイケル・ブラウニング
出:ハリソン・フォード/アン・ヘッチ

予告を見るかぎりバリバリのアクション物かと思っていたら、カンペキにラブ・コメしてました。監督が「ゴーストバスターズ」や「ツインズ」のA・ライトマンだから当然といえば当然か。タヒチで観光客の送迎飛行機のパイロットをしているクイン、ぐうたらでいいかげんなヤツなんですよ。現地のオッパイがでかい女性とよろしくやったり、観光客をひっかけたり(ちょっとウラヤマシイ)のお気楽な毎日。彼がNYの雑誌編集者のロビンに雇われて島を飛び立つが無人島に不時着。勝ち気なロビンとことごとく反発しあう。後はもちろんお約束どおりね、ってことだけど、二人のノリのいいお笑い演技が楽しい楽しい。スリルとサスペンスがなくっても許しちゃいます。けどアン・ヘッチをパチャパイって言ってたけど、あれで〜、なのか?


ビッグ・ヒット(98年米)

監:カーク・ウォン
脚:ベン・ラムジィ
出:マーク・ウォールバーグ/ルー・ダイヤモンド・フィリップス/チャイナ・チャウ

最近のハリウッドは香港映画人抜きには語れませんね。アクション+コメディー(両方とも過激!)でエネルギッシュな香港魂があふれてます。殺し屋のキャラクターがオマヌケそのもの。メルってのが腕は超一流なのに気が弱いためにいつもシスコに手柄を取られちゃうし、女にもメチャ弱い。シスコはアタマは悪いけどお調子者。クランチが右手を鍛えている理由は...(ケッサク!要確認よ)。シスコの誘拐計画に参加したメル、だが誘拐した富豪の娘ケイコの父親は彼らのボスの友人だったことから大騒動になるんだけど、この父娘がまた笑わせてくれるのよ。今、思い出しても涙が出てくるほどオカシイ。ケイコ役のチャイナ・チャウがキレイ、で彼女とM・ウォールバーグの本気度満点のキスもポイント高し。映画「キング・コング2」を観たことあればさらに笑いの頻度が増えますよ(ってわざわざ観るほどの物ではないが...)。あまり人が入ってなかったけど絶対にオススメ。


ルル・オン・ザ・ブリッジ(98年米)

監・脚:ポール・オースター
出:ハーベイ・カイテル/ミラ・ソルビーノ/ウィレム・デフォー

不思議な愛の物語、って言っていいのかな〜、というほどのファンタジー。突然の事故で重傷を負いサックスを二度と吹けない身体となったジャズミュージシャンのイジーが蒼く光る不思議な石を拾ったことから女優志望のセリアと出会い、激しい恋に落ちていく。少年のようなひた向きさで愛するイジーを演じるハーベイ・カイテル、中年をとっくに過ぎているのになぜかかわいくてほほ笑ましい。ミラ・ソルビーノも妖精のような美しさで夢か現か幻かというキャラクターにぴったり。彼女がCDのパッケージを開けるのに苦労してついには歯でかみ切るんだけど脚本には封を開けるとしか書かれていなかったんじゃないかと創造するとおかしいです。そしてラスト・シーン、「人生って不思議、そういうこともあるよね」って思う人もいるだろうし、「そりゃ、ないよ〜」と叫ぶ現実的な人もいるかも。僕は正直、半々でした。


=僕のお気に入りの映画(^0^)

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