NO.16

サギ師とウソつき患者(米91年)

監:モーリス・フィリップス 出:ジーン・ワイルダー/リチャード・プライヤー/スティーブン・ラング

ケチな詐欺師が社会奉仕の為に先天性ウソつき病の患者の世話を見る羽目になってしまったのだが二人合わせて奇妙な事件に巻き込まれてしまう。ラストのドンデン返しが意表をついてとってもびっくり。サギ師のケチなギャグにクスクス笑い、ウソつき患者の突発性のギャグに大笑いしてハッピーエンドを迎えてメデタシメデタシ。


ホンコンフライドムービー(香港88年)

監:クリフトン・コウ 出:マイケル・ホイ/リッキー・ホイ

味が自慢のガンコなおやじが経営するかなり汚いペキンダック屋のまん前にフライドチキン屋ができたからさあ大変。客は全部取られるし従業員にも裏切り者がでる始末。このガンコおやじの巻き返しの顛末は如何に!というのをまさしく香港のノリでどこまでも明るくバカバカしく、嫌なことは忘れてただ笑って見るのが正解です。


リコシェ(米91年)

監:ラッセル・マルケイ 出:デンゼル・ワシントン/ジョン・リスゴー

強悪犯が自分を逮捕した警察官(その事件がきっかけで検事補に出世)に逆恨みしてその家庭までも巻き込んで復讐していくというとケープフィアーと似ているような感じだがこっちのほうがずーっと面白かった。強悪犯が頭脳プレーでじわじわと復讐していきほとんど成功してしまうのが怖い。緊張の連続で映画が終わったあと思わずホーっと溜息がでてしまう。やっぱデンゼル・ワシントンってかっこいいよね。


夜逃げ屋本舗(日92年)

監:原隆仁 出:中村雅俊/大竹しのぶ

大竹しのぶを除いて役者がみんなヘタですね〜。何組かの人を夜逃げさせてあげるのだが最初のエピソードで最悪の蛭子能収を持ってきたのはいけませんよ。夜逃げ屋中村と取り立て人しのぶの対決にしぼってもっと徹底的にドタバタでやってくれたら良かったのに。けどしのぶが凄むと見てるほうもびびってしまうほどの迫力はたいしたもんだ。


ロシアン・ルーレット(米91年)

監:ニコラス・メイヤー 出:ジーン・ハックマン/ミハイル・バニシコフ

とっても地味〜なスパイアクションもの。昔はCIA今はパートタイマーの産業スパイで生計をたてているという老ハックマンの設定が楽しい。そのハックマンが久々に現役復帰と意欲万々でソ連のスパイの護送を引受けたのだがいつのまにやらCIA、KGB両方から追われる立場になってしまう。ハックマンは飛んだり走ったり頑張っているんだけどハラハラドキドキの場面がなく盛り上がりに欠けるのがちょっと辛いです。


アマゾン(フィンランド・ブラジル91年)

監:ミカ・カウリスマキ 出:ロバート・ダヴィ/レー・ドーン・チョン

アマゾンの奥地へ娘二人と逃げてきた男と金を掘りあてようとしている奇妙な男との出会いと友情、生と死、愛、そして文明批評と盛り沢山な内容とロバート・ダヴィの効果的なナレーションが見事に溶け合って静かでいながら熱情的という趣で味わい深い。


ローラ(仏60年)

監:ジャック・ドゥミ 出:アヌーク・エメ/マルク・ミシェ

娼婦に恋しちゃいけないよ。その娼婦が昔の男を忘れられずに待ち続けているとしたらなおさらだ。


愛に翼を(米91年)

監:メリー・アグネス・ドナヒュー 出:メラニー・グリフィス/ドン・ジョンソン

フランスの思い出(87年・仏)という秀作を舞台をアメリカの田舎町に置き換えて忠実になぞったものなのでこれもそれなりに面白い。母親の出産のため田舎の友人の夫婦のところに預けられた少年の一夏の体験談で、隣に住むおしゃまな少女との都会ではできない遊びや友人夫婦の諍いなどを少年の純真な目を通して描かれているので何だか懐かしくなってきてしまいます。ただ原作が最近の映画なのでわざわざリメイクする必要があるのだろうか?比べるとやっぱりフランスの思い出の方が好きだな。


恋のためらいフランキー&ジョニー(米91年)

監:ゲイリー・マーシャル 出:アル・パチーノ/ミシェル・ファイファー

ハンバーガー屋で働く貧しく淋しい人々の群像劇みたいな出だしが味わい深くて好きだ。肝心のフランキー&ジョニーの恋の行方が中心になる後半になるとちょっとまどろっこしい感じがしたけど、過去のありすぎる中年同士の恋愛ならこういうのもありなのかも。


愛と死の間で(米91年)

監:ケネス・ブラナー 出:ケネス・ブラナー/エマ・トンプソン/ハンナ・シグラ

アーサー・C・クラークの超常現象の謎を解くPART 1を読んでから見ると一層面白くなります。催眠術によって前世の記憶を話し初めた婦人がいたがよく調べてみると手に取ったことさえ忘れていた本の内容を話していたにすぎなかったのだ。というような実例がいっぱいあって一気に読んでしまいます。で、映画の方はと言うと前半ちょっともたつくけどラストの大どんでん返しがあまりにあっぱれなもんで思わず叫びたくなるほどで大満足できます。




Top pageNext page