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★フライドグリーントマト(米91年) 監:ジョン・アヴネット 出:キャシー・ベイツ/ジェシカ・タンディ/メアリー・スチュアート・マスターソン/メアリー・ルイーズ・パーカー ジェシカおばあちゃんがキャシーおばさんに昔話を聞かせてあげる事から二人に友情が芽生えそれがきっかけで生活に不満をもつキャシーが自己改革をするという現在の話は面白くないけどそんな不満が消し飛んでしまうほど昔話が魅力的で生き生きとしていて素晴らしい。男勝りのM.S.マスターソンがとっても良いし親友となるM.R.パーカーとの波乱万丈の友情物語も涙もの。もう1回見ようっと。 シティー・オブ・ジョイ(米92年) 監:ローランド・ジョフィ 出:パトリック・スウェイジ/ポーリン・コリンズ/オム・プリ 予告編を見た限りではインドを舞台にした安手の中途半端なアクションものかと思っていたのに見てびっくり、アメリカで挫折した医師がインドの貧困地域でいろいろな事件を通して医師として人間として成長していくという感動大巨編でした。人との出会い、貧しさとの戦いが日常生活の中できちんと描かれているので力強さ優しさ笑いなどがとても自然に胸に迫ってきます。 ★麗描伝説(日83年) 監:大林宣彦 出:風吹ジュン/柄本明 9年前の火曜サスペンス劇場(岩崎宏美がテーマソングを歌っていた)で放映されたのを劇場公開したものなんですがこれがTVドラマとは思えないくらい面白いんですね。「無能の人」の風吹ジュンもよかったけれど化け猫に取られた恋人を助け出そうとする一途で純な少女役を演じているこっちの方がはるかに可愛く魅力的にみえます(若いって言うのもありますが)。 ニューヨーク恋泥棒(米91年) 監:リチャード・シェパード 出:ロザンナ・アークウェット/デビッド・ボーイ/マーリー・マトリン デビット・ボーイがしっかり普通のおじさん(とはいってもハンサムでもてると思い込んでいる変なヤツ)になっていてびっくり。縄抜けの名手フーディニに憧れるが練習中にがんじがらめになってしまうドジで憎めないロザンナとあぶない魅力の友人のマーリーにグリーンカードを取りたいために接近するデビットの3人がニューヨクのヘンチクリンなバーを舞台に、恋に泥棒に大混線模様を繰り広げるちょっとおしゃれで可愛いライトコメディーです。 ステッピングアウト(米91年) 監:ルイス・ギルバート 出:ライザ・ミネリ/シェリー・ウィンターズ ライザ・ミネリが歌って踊って魅力全開、と同時に市のチャリティーショーに出演することをきっかけに熱が入る8人の生徒達の事がほどよく描かれていてユーモアとペーソス溢れる佳作です。ストーリーがどうのこうのっていうのじゃなくて一つ一つのエピソードに笑ったり泣いたり素直に観て楽しめる映画です。 橋のない川(日92年) 監:東陽一 出:大谷直子/中村玉緒/高橋悦史 十数年の時の流れを描きながらダイジェスト版という気がしないのは一つ一つのエピソードの扱い方がうまい所為ですね。同和問題という悲惨な題材を扱っていながら人々の明るく強く生きて行こうとする姿勢を描いて感動的な作品です。農村には住んだことがないけれども懐かしい気分にさせてくれる風景(これはやはり大画面で見るべき)と役者達(特に子役)のいかにも日本人って顔つきになんだかホっとしてしまいました。 カフカ(米91年) 監:スティーブン・ソダーバーグ 出:ジェレミー・アイアンズ/テレサ・ラッセル 「変身」で有名な小説家カフカを主人公にして不条理な世界を描いたものなんだけどわざわざ白黒の画面にした意図がわからないし、効果的とも思えない。不条理の世界ってのは活字で読むと想像力を刺激されて面白いけど映像で見せられると私個人としてはかえって理解不能に陥り困ってしまうばかりなのであった。けどJ.アイアンズの不気味な雰囲気ってとっても好きです。 シャドーチェイサー(米92年) 監:ジョン・エーズ 出:マーティン・コーブ/フランク・ザガリーノ/メグ・フォスター これは凄いぞ。ターミネーターとダイハードを足して4で割ったようなB級SFハードアクション物の怪作です。超殺人アンドロイドにハイテクビルを乗っ取られた警察は一人の男をビルに潜入させることに成功、しかしそいつはちょっと情けないやつだった、というとんでもないストーリーです。殺人アンドロイドがせっかく筋肉隆々で冷徹な面構えなのに全然活かされていないのは大変残念です。 おろしや国酔夢譚(日92年) 監:佐藤順弥 出:緒方拳/オレグ・ヤンコフスキー はるか昔の鎖国の時代にロシアに流れついた日本人達が、異国の地で数々の困難にもめげずに十数年後に帰ることができたという実話を豪華キャストと感動の嵐で泣かせてくれる、と思ったのですが次々と仲間が死んだり住み着く決心をして脱落していく中、3人が最後までなんとしてでも帰ろうとするのだけれどその必死の心情が画面から全然伝わってこなかったためテレビの2時間スペシャル物でも見ているような気になってしまった。 ★ミッドナイト25時(米91年) 監:ジャン・イライアスバーグ 出:ルトガー・ハウアー/ナターシャ・リチャードソン 50人しか入らない劇場でのたったの2週間興業というのがもったいないほどの出来栄えです。最近のルトガー・ハウアー主演作ってマイナーな封切られ方でちょっとかわいそう。妻を惨殺したハウアーが15年ぶりに出所、世話をみることになった女性ソーシャルワーカーのナターシャは彼の無実を信じ初めると共に惹かれていくのだが新たな恐怖に巻き込まれていくことにもなるのであった。ハウアーがおデブということを除けば見事に最後まで緊張感が持続し、ラストの意外な事実(8mmフィルムの使い方がうまくて怖さ倍増)まで目が離せません。 |