
|
★リーサルウェポン3(米92年) 監:リチャード・ドナー 出:メル・ギブソン/ダニー・グローバー/レネ・ルッソ/ジョー・ペシ 前2作は面白くなかったけれどイヤ〜こいつはすごい!予告編でビルの大爆破など見せ場をあんなに見せてしまって大丈夫かいなと思っていたけどナント!ほんの挨拶変わりだったんですね。アクション・笑いがてんこ盛り、おまけに恋も友情も見せてしまおうってんだから退屈する暇なんてある分けないわな。M.ギブソンとD.グローバーの漫才コンビは絶好調、加えて出てくるだけでうるさい私の嫌いなジョー・ペシに向こう水の美人刑事まで加わってのお祭り騒ぎはコメディーが好きな人にもアクションが好きな人にも楽しめること間違いなし。 ★遥なる大地へ(米92年) 監:ロン・ハワード 出:トム・クルーズ/ニコール・キッドマン あまりの映像の美しさにうっとり。特に冒頭のロングショットは凄すぎる!思わず引き込まれそうになってしまった。スーパー70mと言われても技術的なことはわからないけど、これは映画館の大画面で体験するべき映画だ。話も開拓時代の波乱万丈の恋愛活劇でT.クルーズが嫌いなのも忘れてのめり込んでしまった。 ダスト・デビル(英92年) 監:リチャード・スタンリー 出:ロバート・バーク/チェルシー・フィールド/マリアンネ・ゼーゲブレヒト 人間の格好をした悪魔が主人公なのですがこいつが凄い!哲学的なのか単なるナルシストのアホなのか?女をくどくのにハーモニカを吹いたかと思えば突然ダンスをしたりライフルを突き付けられているのに平然とカッコつけたりして結構おかしい。ホラーというのに全然恐怖感がないのも凄いしR指定なのに全然いやらしくないのも凄いです。 花嫁のパパ(米91年) 監:チャールズ・シャイヤー 出:スティーブ・マーティン/ダイアン・キートン/キンバリー・ウィリアムズ 結婚することになった娘を前にしての父親の狼狽、寂しさをしみじみと描く、わけないよねS.マーティン主演じゃ。だとしたらもっとドタバタに徹してくれたほうが好みです。娘役の新人のK.ウィリアムズはメチャ可愛くて今後期待できるんではないでしょうか。 いつかギラギラする日(日92年) 監:深作欣二 出:萩原健一/木村一八/荻野目慶子 映画にのれるかのれないかは、あまりに騒々しくチャラチャラしている役柄の荻野目のキャラクターを許せるかどうかにかかっている気がする。私はこのての人間はちょっと苦手です。けど、日本にしては珍しくアクションアクションでグイグイ迫ってくる映像は大迫力で感動もの。ラストのすっとぼけたおわり方が好きだな。 抱きしめたいから(豪91年) 監:スティーブン・ウォレス 出:グレタ・スカッキ/ジョアン・チェン/ジャック・トンプソン マレーシアでのベトナム難民問題を描いたものなんだけど難民問題は確かに悲惨だし(現地人による難民の虐殺なんてあまりに衝撃的)子供が絡んでくれば尚更だけど、その他の映画の部分でもお話しを盛り上げて欲しかった。 五人少女天国行(中国91年) 監:ワン・チン 出:シェン・ロン/タオ・ホイミン/チェイ・シュエ/チー・シュエピン/チー・ホアチオン 一昔前の中国の田舎町でのお話し。周囲の結婚した女性のあまりの虐げられ方を見て未来に絶望した5人の美少女が揃いの赤いチャンチャンコを着て皆で首を括ってしまう。けど少女達は花園に行けるものと信じて明るく無邪気に死んでいくのであった。自分の70歳の誕生日の祝いの席にも出れずに台所で働くおばあちゃんは哀れだ。女になんか生まれて来るんじゃなかったという叫びを二度と繰り返してはならない。 ハウスシッター結婚願望(米92年) 監:フランク・オズ 出:ゴールディー・ホーン/スティーブ・マーティン 2大コメディアンの夢の共演!だけどG.ホーンの方が格が上って感じでした。一夜を共にしたために勝手に家に居座られてしまった男の恐怖と戸惑いが爆笑の中描かれます。いや〜しかしG.ホーンっていつまでもオチャメでパキパキしていて若い!好きです。 幸せの向こう側(米91年) 監:ダミアン・ハリス 出:ゴールディー・ホーン/ジョン・ハード/アシュリー・ペルドン G.ホーン初のサスペンスもの。ホーンとペルドンちゃんが大好きな私は最後まで楽しめたけど、最初の殺人が起こったところでほとんど筋が読めてしまうのは辛い。このてのものとしてはもう二捻りぐらい欲しかった。 プリティーリーグ(米92年) 監:ペニー・マーシャル 出:トム・ハンクス/ジーナ・デイビス/マドンナ さすが「ビッグ」(ムチャクチャ好きです)のペニー・マーシャル監督、笑いの中にもちょっとホロっとさせるところがあって画面に釘付け。戦争中活躍した女子プロ野球チームの物語でエースのジーナ・デイビスが最高にかっこいいしマドンナもおいろけ満点、その他の選手達も個性的で皆が主役みたいだ。役のために太ったアル中のダメ監督トム・ハンクス、おもしろおかしくて好きです。ジーナ・デイビスの老けメイクがあまりに自然でびっくり、と思っていたらそっくりさんという話もあります。けどそれにしては似過ぎているな〜?元気が出る映画、落ち込んでいる人は是非見てください。 ★美女と野獣(米91年) 監:ゲイリー・トゥルースデイル/カーク・ワイズ(アニメーション) さすがディズニー、大人が楽しめるミュージカルアニメの傑作をまたひとつ作ってしまった。最近の子供はディズニーアニメはなめらかに動き過ぎて嫌いらしいけど、やっぱり凄いよね。人間に限らずポットや燭台までありとあらゆるものが動きや表情で感情がしっかり表現されてしまうんだもの。お話は皆がよく知っているものだけど、テンポがよくて引き込まれてしまうし、ヒロインの髪が乱れた姿が色っぽくてとってもいい。主演女優賞をあげてもいいくらいだ。だけどくやしい。字幕を読んでいると画面が見られず画面を見ていると字幕が読めず。日本語吹き替え版も是非とも見たいものだ。 夢を生きた男ザ・ベーブ(米92年) 監:アーサー・ヒラー 出:ジョン・グッドマン/ケリー・マクギリス/トリーニ・アルバラード 皆がよく知っている人の英雄伝って難しいよね。事実の羅列になりがちだものね。ある一時期に的をしぼってじっくり人物を描いたほうがよかった気がする。でもジョン・グッドマンってベーブ・ルースにそっくり、あの巨体を揺すって一所懸命走る姿は感動的である。 ★ウルガ(仏91年) 監:ニキータ・ミハルコフ 出:バヤルト/バドマ/ボヤンヒシゲ 大自然の真只中に住んでいるモンゴル遊牧民の家族の暮らしぶりがとってもいい。客人となったロシアのトラック運転手をもてなす為の羊を選ぶところから捌くところまでを克明に見せるところがあるんだけどモンゴル独特の捌き方と相俟って人間が生きるっていうこと食べるっていうことの本質が見えるような気がする。アコーディオンを気持ちいい笑顔で弾く女の子、好奇心一杯の男の子、二人の子供が抜群に良くてひょっとしたらこの家族、本当の家族かも?後半文明批評っぽい展開になってくると突然つまんなくなるんだけど、そんなことが気にならないくらい前半が良すぎる。 ★阿賀に生きる(日92年) 監:佐藤真(ドキュメンタリー) 3年間一所に生活しながら新潟の阿賀野川に生きる老人達の暮らしぶりを追った異色のドキュメンタリー。老人達の多くは新潟水俣病の未認定患者だがそんなことでめげるような軟弱者ではないし、日常生活では全くそんなことを感じさせない。毎日畑仕事に行く老夫婦、恐らく最後の一艘になるであろう舟大工の老人の仕事ぶり、漫才のような夫婦のやり取りなどをカメラは友人のような暖かい目で記録していく。驚くことに皆80歳を越えているのですよ。その土地と共にしっかりと生きてきた人々の暮らしぶりを見ていると自分を省みて反省すること多し。がんばらにゃあ〜あかんね。老いも若きも必見のドキュメンタリーです。 |