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★ポリスストーリー3(香港92年) 監:スタンリー・トン 出:ジャッキー・チェン/ミシェール・キング/マギー・チャン 凄すぎる!この超肉体アクションを見ていると怖すぎて笑うどころの騒ぎじゃない!ランボーも逃げだす大爆破シーン、ダークマンも真青の命綱なしのヘリコプターからの宙吊り、キートンも拍手喝采の列車の上での戦い、などなど息もできないくらいの驚きの連続。おまけに今回はミシェール・キングという女性のジャッキーとためはっての大迫力の活躍には感動ものだ。ほとんど宙を飛んでいるような蹴りはびっくりだし、車から転げ落ちるは、バイクごと走っている列車の上に乗り上げるは、スタントマン不要の過激さには興奮。おなじみのラストのNG集では壮絶なるアクションの舞台裏に涙さえ出てくるほど、お願いだからジャッキー死なないでね。 ペットセメタリー2(米92年) 監:メアリー・ランバート 出:エドワード・ファーロング/アンソニー・エドワーズ 暗いまなざしと陰気な顔が雰囲気ぴったりのターミネーター2のエドワード・ファーロング主演のホラーもの。彼は二枚目というよりはちょっと変な性格俳優として成功しそうな気がします。派手なSFXで驚いていたのは昔のこと。亡き母への思い、学校生活の事などがうまくかみ合ってドラマ部分でも話が盛り上がるのが良いね。前作よりも好きです。 ボディーヒート(米92年) 監:カット・シー・ルビン 出:ドリュー・バリモア/サラ・ギルバート/トム・スケリット E.T.から10年、あのバリモアちゃんが超セクシーになったつもりで登場、大人の色気というにはまだまだで妖しい雰囲気を出そうとしている映像とちょっと噛み合わないのが残念。とはいえちょっと太めの美人で好みのタイプです。住みついた金持ちの友人の家庭を勝手気ままに歩き回ったあげく父親を誘惑して破滅に追いやってしまうんだけどその場しのぎの本能だけで生きているって感じが出ていて面白い。金持ちで我がままでブスでちょっと不機嫌という娘を演じたサラ・ギルバートが雰囲気良くて今後活躍しそう。 美しき獲物(米/独92年) 監:カール・シュンケル 出:クリストファー・ランバート/ダイアン・レイン/トム・スケリット 実際の夫婦なんだからあからさまなベッドシーンはいらないんではないかしら、しらけちゃうよね(その点「遥なる大地」は清くて良い)、という事以外は最後までドキドキの犯罪スリラー。チェスの世界選手権の開催地で起こる連続猟奇殺人事件の容疑者となってしまったランバートの悪戦苦闘を描いたもので不気味な雰囲気が全編漂い心理的圧迫感が快感です。 ★最後の戦い(仏83年)再映 監:リュック・ベッソン 出:ピエール・ジョリヴェ/ジャン・レノ/ジャン・ブイーズ 大気汚染により声を出すことができなくなった人々の住む近未来の都市での愛と戦いの日々という設定が秀逸で当然全編セリフなしなんだけど喋りたくても喋れないというもどかしさと回りの音が息苦しくなるほど緊張感を伴って伝わってくる。超低予算でもこんなにも面白い映画が撮れるなんて驚き。これはシティーロードにも書いてあったんだけど唯一の言葉“ボンジュール”は字幕があって当然で日本人にはただの唸り声にしか聞こえないよ。 復活の朝(日92年) 監:吉田剛 出:大竹しのぶ/和久井映美/藤真理子/渡瀬恒彦 ベテラン看護婦の大竹しのぶを中心に看護婦同士の諍い、患者との問題、そして癌となってしまった院長の渡瀬のことが順を追ってきちんと丁寧に描かれていて好感がもてる。疲れ果てた感じがよく出ている大竹と藤、新人看護婦でがんばる和久井、癌告知を実践する渡瀬などみんな自然な感じで地味な作品ながら心に残ります。 永遠に美しく(米92年) 監:ロバート・ゼメキス 出:ゴールディー・ホーン/メリル・ストリープ/ブルース・ウィリス 驚異のSFXとアホな笑いが見事なまでに合体した超オフザケ映画の傑作。不老不死の秘薬を手に入れたゴールディーとメリルの壮絶なる戦いとその間にはさまれたブルースの3人が右往左往すれば笑うっきゃないよね。予告でもおなじみの首360度回転よりもびっくりしたのはゴールディーの超おデブメイクでそっくりさんを連れてきたのかと思っちゃった。こういうのを見ちゃうとTVの「信長」のフケメイクなんてあまりにも情けなくて涙が出てきそう。 ★不法侵入(米92年) 監:ジョナサン・カプラン 出:カート・ラッセル/レイ・リオッタ/マデリーン・ストウ 平和な家庭を脅かす異常者という設定はよくあるけど大抵被害者がアホで犯人の誘いにすぐのっかってしまいしらけちゃうことが多いんだけど、こいつは怖い、主役二人の対決がじわじわと怖い。高級住宅地に住む夫婦の家へ強盗が入り、美しく魅力的な妻にその事件を担当した警官が横恋慕したことから起こる不条理と恐怖の日々を描いており、警官役のレイ・リオッタが不気味な雰囲気で大熱演している。誰でもちょっと歯車が狂うととんでもないアクシデントに巻き込まれる可能性があるんだよね。相手が警官だったら尚更恐怖だよね。 ベートーベン(米92年) 監:ブライアン・レバント出:チャールズ・グローディン/ボニー・ハント ベートーベンという名前のぐうたら大型犬とその犬を拾った家族が巻き込まれる犯罪珍騒動で犬にあまりにも過剰な人間的演技をさせていないっていう点ではいいんだけど、肝心の人間の演技の方がどうもしっくりこないんで大笑いできないのが悲しい。だけど、アメリカでは大ヒットということで私の意見は少数派なんだろうね。 ★サイコ(米60年)再映 監:アルフレッド・ヒッチコック 出:アンソニー・パーキンス/ジャネット・リー そういえばノーマン・ベイツって役名だったんだよね。あまりにも印象が強すぎて一生ベイツ役を引きずってしまったかわいそうなアンソニー・パーキンス。けどそれも納得の名演技で何回見ても怖い。ラストの狂気の微笑なんて夢に出てきてうなされそう。 ★レイジング・ケイン(米92年) 監:ブライアン・デ・パルマ 出:ジョン・リスゴー/ロリータ・ダビドビッチ 前作の「虚栄の篝火」と同様今回もメチャクチャ評判悪いけど両方ともダ・イ・ス・キ・です。多重人格者の犯罪をめぐるお話しなんだけど映像の嘘、トリックがいっぱいでデ・パルマにまんまとだまされてしまうのが快感です。恐怖シーンはいっぱいあるけど夫を裏切った妻と昔の恋人とのラブシーンが一番怖いってのもいいね。まさに何人分もの大怪演のジョン・リスゴーがはまり役で雰囲気ぴったり。 ★鳥(米63年)再映 監:アルフレッド・ヒッチコック 出:ロッド・テイラー/ディッピ・ヘドレン 何回観てもやっぱり怖い!涙が出てくるほど怖い!日常から恐怖への移行が怖い!のビックリマークが何個も続いてしまう誰もが知っている傑作。 心の香り(中国92年) 監:スン・チョウ 出:フェイ・ヤン/チャウ・シュイ/ワン・ユイメイ 両親の離婚騒動のため祖父に預けられた男の子はかたくなでなかなか心を開こうとしない。その子を中心におじいちゃんとその恋人、隣の可愛い女の子、町の人々が豊饒で懐かしささえ感じる空気の中を流れていく様が心地よくて、優しく素直な気分になれること確実です。 |