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ドラキュラ(米92年) 監:フランシス・フォード・コッポラ 出:ゲイリー・オールドマン/ウィノナ・ライダー/アンソニー・ホプキンス ウィノナ・ライダーが美しい、セット・衣装が超豪華で目を見張る、のはいいんだけどお話しがどうも盛り上がらない。昔懐かしい血も凍るような正統派のホラーを期待していたのが悪いんでしょうか。 ジョニーの事情(伊91年) 監・出:ロベルト・ベニーニ 出:ニコレッタ・ブラスキ/パオロ・ボナチェッリ 命を狙われているワルなやつが街で見かけた自分とうりふたつの大マヌケの男を利用して脱出を計るという設定自体ちょっと古くさいし、マヌケも度がすぎると全然笑えないというちょっとはずれのイタリア製コメディー。 ★北京的西瓜(日89年)再映 監:大林宣彦 出:ベンガル/もたいまさこ 公開時には空白の数十秒間ということぐらいしか話題にならなかった超地味な作品だけど笑いと涙がぎっしり詰まったとってもとっても素敵な作品です。一歩間違えたら単なるお笑いになりかねないくせのある役者ばっかりなのに下町風の人情・光景をさりげなく描いて懐かしいような気分にさせてくれる。中国留学生たちと八百屋のおやじの交流の話し、父親の道楽の果ての家庭の崩壊と再生の物語が実話ということもあって胸に迫ります。 ナースコール(日92年) 監:長崎俊一 出:薬師丸ひろ子/松下由樹/大鶴義丹 数年前MCシスターで見かけて可愛いのに憮然とした表情の似合う女の子だと思っていたら主役を喰ってしまいそうな迫力のある俳優になっていた土屋久美子に拍手を送っちゃいます。可愛くて素敵な役者に成長した薬師丸ひろ子ももちろんがんばっています。後半サッカー選手の手術の話で盛り上がるんだけど大昔の熱血青春テレビドラマみたいで見ていて思わず赤面してしまった。 ★ザ・プレイヤー(米92年) 監:ロバート・アルトマン 出:ティム・ロビンス/グレタ・スカッキ 冒頭のわざとらしい長回しに思わず笑っているうちにグイグイ物語にのめり込んでいってしまう。アルトマンがどうのこうのと難しく考えながら見るのも悪くないけど豪華俳優達を眺めながら気楽に見るのが正解かな。 ラスト・オブ・モヒカン(米92年) 監:マイケル・マン 出:ダニエル・デイ=ルイス/マデリン・ストー 主演の二人がかっこいい美しいの二重丸で決めてくれる大冒険活劇物語。モヒカン族の最後の生き残りに育てられた白人青年の激しい恋の物語でもあるんだけど滅び逝くものへの哀惜が全編に漂っていてる。 ハネムーン・イン・ベガス(米92年) 監:アンドリュー・バーグマン 出:ニコラス・ケイジ/ジェームズ・カーン/サラ・ジェシカ・パーカー ポーカーで負けて新妻を借金の片に取られてしまったというアホな設定からして笑えるし、N.ケイジの頼りなさぶり賭博王のJ.カーンの悪の顔と表向きの顔との豹変ぶりなど楽しいシチュエーションコメディー。 ★黒い罠(米57年)再映 監・出:オーソン・ウェルズ 出:チャールトン・ヘストン/ジャネット・リー 白黒の映像が暴力的なまでに迫ってくる。伝説とさえなっている冒頭のワンカットはやっぱり素晴らしい。 ルームメイト(米92年) 監:バーベット・シュローダー 出:ブリジット・フォンダ/ジェニファー・ジェイソン・リー 同居人となった女が段々自分にそっくりな髪形服装をするようになり恋人までも誘惑してしまうというサイコホラー。ラストの主人公の反撃ってあまりにもお約束事すぎてちょっとしらけるけど面白いよ。 ★極楽特急(米32年)再映 監:エルンスト・ルビッチ 出:ミリアム・ホプキンス/ケイ・フランシス/ハーバート・マーシャル 何年も前に死んでしまったのにミリアム・ホプキンスに恋をしてしまいそう。美しく小悪魔的で魅力的で…、う〜ん語彙の貧困な自分が悲しい。偶然出会い恋仲になった泥棒同士のM・ホプキンスとH・マーシャルが大金持ちの未亡人を標的にしたことから起こる騒動をとっても素敵に描いた傑作映画。 生活の設計(米33年)再映 監:エルンスト・ルビッチ 出:ミリアム・ホプキンス/フレドリック・マーチ/ゲーリー・クーパー 売れない戯曲書きと絵描きの男二人と自由奔放な女M・ホプキンスとの三角関係が画面を所狭しと跳ね回っている前半がとっても良い。二人の男もかっこ良いしミリアム・ホプキンスは最高に魅力的。洒落た会話とユーモアの連続でニコニコしっぱなしの頬の筋肉が緩んでしまいそう。後半もう一人男が出てくると同じパターンが続いてだれるのがちょっと残念。 ★生きるべきか死ぬべきか(米42年)再映 監:エルンスト・ルビッチ 世の中にこんなに面白い映画があることを知らなかったとはなんて今まで不幸だったんだろう。今どきの映画が100本束になってもかなわない極上のスリルとサスペンスと笑いがめいっぱい詰まり、なおかつ驚くべきことに同時進行してしまうという最高傑作。悲しいのはレーザーにもビデオにもなっていないので再び見られる日はいつになるか分からないという点だ。 ★天国は待ってくれる(米43年)再映 監:エルンスト・ルビッチ 最近モノクロばかり見ていたので総天然色映画に思わず感激してしまった。かつてはプレイボーイであった老人が生前の罪を閻魔大王に告白し地獄行きを認めてもらおうというお話しで女性絡みの人生のエピソードがおかしくもあり悲しくもある。髭の閻魔大王が貫禄十分でムチャクチャかっこよい。特殊メイキャップが今ほど発達していないにもかかわらず歩き方話し方で老人になり切ってしまうのはやっぱりすごいよね。 僕らはみんな生きている(日93年) 監:滝田洋二 出:真田広之/山崎努/岸辺一徳/嶋田久作/ベンガル 日本映画にしては大掛かりな現地ロケや戦闘場面など頑張っているなと感心するし役者も芸達者が揃っており2時間楽しめる作品です。とは言いつつもなんか中途半端な気がしてしまうんだよね。ピシっと締めるべきところの緊張感が足りないからその後が爆笑にならないからかも知れない。 マルコムX(米92年) 監・出:スパイク・リー 出:デンゼンル・ワシントン/アンジェラ・バセット 黒人問題ってのは自分にとって切実ではないため頭では理解してもイマイチぴんと来ないのは仕方がないことかも。けど信念を持って短くも激しい人生を駆け抜けたマルコムには感動します。 ナイト・アンド・ザ・シティ(米93年) 監:アーウィン・ウィンクラー 出:ロバート・デ・ニーロ/ジェシカ・ラング いや〜喋る喋る、デ・ニーロは早口で喋りまくっているだけでお話しの方はちっとも盛り上がらないぞ。 トイズ(米92年) 監:バリー・レビンソン 出:ロビン・ウィリアムズ/マイケル・ガンボン/ジョン・キューザック ビッグのトム・ハンクスは子供が突然大人になってしまったのを自然に演じていてとっても好きな映画です。しかしロビン・ウィリアムスの“子供の心を失わない大人”はめいっぱいわざとらしいし、全編を貫く幼児性もムチャクチャ気持ち悪い。 カッパの三平(日93年) 監:平田敏夫 なかなか楽しいお子様向けアニメ、とは言ってもセル画と背景の間に影が見えてしまうというのは許せない。 |